ジェザベル

イレーヌ・ネミロフスキー 芝盛行

• 未知谷 (2024年5月13日発売)

感想・レビュー・書評

[猫丸(nyancomaru)さんの感想 · 2024年7月23日]

Jezebel | Jewish Book Council
https://www.jewishbookcouncil.org/book/jezebel

『フランス組曲』(白水社) - 著者：イレーヌ・ネミロフスキー 翻訳：野崎 歓,平岡 敦 - 池内 紀による書評 | 好きな書評家、読ませる書評。ALL REVIEWS
https://allreviews.jp/review/442

Irene Nemirovsky | Jewish Women's Archive
https://jwa.org/encyclopedia/article/nemirovsky-irene

イレーヌ・ネミロフスキー 著『ジェザベル』(未知谷 刊／ISBN978-4-89642-726-4)の内容詳細
http://www.michitani.com/books/ISBN978-4-89642-726-4.html

[アヴォカドさんの感想 · 2024年5月16日]

結構極端に造られたキャラだとは思うが、ジェザベル痛々しい。こういう人は決して幸福にはなれないのだろうなあ。。。

30代で書いたが故の、え？50代60代女性ってこう？？誇張しすぎでは？なところもあるけれど、30代でここまで書けるかという驚きも。

著者プロフィール

1903-1942年。キエフ生まれ。ロシア革命後に一家でフランスに移住したユダヤ人。1929年、長篇第一作『ダヴィッド・ゴルデル』で成功を収め（31年J・デュヴィヴィエ監督が映画化）、一躍人気作家に。第二次大戦が勃発すると、夫と娘二人とともにブルゴーニュ地方の田舎町イシー=レヴェックに避難、やがてフランス憲兵によって捕えられ、42年アウシュヴィッツで亡くなった。娘が形見として保管していたトランクには、小さな文字でびっしりと書き込まれた著者のノートが長い間眠っていた。命がけで書き綴られたこの原稿が60年以上の時を経て奇跡的に世に出るや、たちまち話題を集め、本書は「20世紀フランス文学の最も優れた作品の一つ」と讃えられて2004年にルノードー賞を受賞（死後授賞は創設以来初めて）。フランスで70万部、全米で100万部、世界で約350万部の驚異的な売上げを記録し（現在40カ国以上で翻訳刊行）、映画化された。

「2020年 『フランス組曲［新装版］』 で使われていた紹介文から引用しています。」