アダルトな開発室 (ジュネコミックス)

著者 : さくらあしか

• マガジン・マガジン (2001年10月1日発売)

感想・レビュー・書評

[bookeyさんの感想 · 2010年4月12日]

「アダルトな開発室」は、
大人のおもちゃを開発販売している会社で社内恋愛中のみっちゃんと和宏。
和宏は営業で、今度アダルトグッズの事業拡大するということで
はりきっていて、みっちゃんに「協力してほしい事がある」という。
はい。ここまできたらお決まりです！
そーです。和宏がアダルトグッズをみっちゃんにお試しするのです。
エロいですけど、みっちゃんが可愛いので許す！
いやっ！エロくなければ許しませんって感じです（笑）


「恋愛は画面の外で」は、
エロゲー人気原画家・一明と大学生アルバイト・藤城のお話し。
スランプ中の一明に藤城がエロエロしてしまう。

前作といい、すでにカップルになってる前提で進むのね～。
比較的エロ率高くなるので嫌いではありませんが（笑）
主人公２人がちょっと（見た目）地味目なのが残念。

「おまえだけとか言われても」は、
高校生で不良の赤居と優等生の青井のお話し。
赤井が染めている髪のことで、生活指導の安倍に目をつけられているのを
青井が助けてやるが、実は安倍は指導と偽って影で男子生徒を
喰っているという噂を耳にする。
赤居のことがスキな青井が赤居のことが心配のあまり…！

ちょっと無理やり感はあるけど…爽やか（？）エロいです（笑）


「ビロウドノテンソク」は、
会社員の有紀は、同居しているヒモの瑛一からＤＶを受けている。
しかも、瑛一から「客をとれ」と瑛一の目の前で
見知らぬ男性から抱かれ…というお話し。

これのエロが、ちょっとグロいの。
中国の纏足に喩えて、束縛しているのは
暴力をふるっているヤツなのか。
それとも暴力を受け止めているヤツなのか。


「ヤマオトコとオレ」は、
普通の会社員の徹と恋人の山男・敏雄のお話し。
山男の敏雄は、一年のうち３分の１しか日本いない。
徹はそんな敏雄の金の援助までして支えている。
そんな敏雄が日本に帰ってきて久しぶりにラブラブしていると
海外のチームに誘われて向こうに生活拠点を置くといいだす！

受の徹が一途で可愛い♪
もちろん、このお話しもエロエロだけどね～（笑）


「今年の花粉は例年より多いでしょう」は、
大学生の元と激しい花粉症の一也（美形）のお話し。
２人は同棲中のカップルで、あまりの激しい花粉症のため
外出できない一也と部屋に閉じ込めときたい元のエロストーリー。

これまたエロだけど、爽やか（？）なんで許す！（何を？）


「雨と電車と君の部屋」は、
会社帰りに突然の豪雨と雷のため電車が止まり
足止めをくらった奥田と同僚の椎名は偶然駅のホームで出会う。
２人は社内旅行のとき、酔ったはずみで１度だけキスをした経験が。
雷を怖がる椎名に奥田は自分の部屋に誘い…。

そう、エロエロしてハッピーエンドです！


全体的にエロいですが、嫌いぢゃありません！（笑）
大人ですから♪

[かのさんの感想 · 2007年1月25日]

短編集。DVが好きなので「ビロウドノテンソク」が好きでした。