その町で男はバスを降りた (JUNEコミックス ピアスシリーズ)

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  • Amazon.co.jp ・マンガ (208ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784896440195

感想・レビュー・書評

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  • やっぱシスコ様のはエロくてイイですw
    「シークレットエージェントマン?」エロでウダウダした感じの意味の分からん男がイイw
    代表作の弱い部分のある攻めも良かったです。

  • たぶん10年近く前に読んだのにまた読みたくなって買ってしまいました。そしてすっかり内容を忘れていて、また初読みのようにいちいち展開に驚きました。話が奇抜すぎて予想したり覚えたりできないです。

    デザイン学校の親友同士の話:彼氏を男として好きなのか? どんな人とつき合うことが幸せなのか? と色々深い話が詰まっていて、まさに読みたかったBL って感じのお話で好きです。
    ヤクザの息子と同級生の話:先が読めなすぎて楽しくて笑ってしまいます。なんでこんな設定考えられるんだ〜
    シューマイの話: 社会人もので、モテモテのイケメン部下が彼氏になるという王道ストーリーのはずが、すごい味付けで変化球です。
    表題作:親を亡くして東京から田舎に来て、無理をしている主人公の話。重くトラウマものとして描かれたらこんなに面白くなかったと思う。彼に小説みたいなことが色々起きて、暗い気持ちになる間もなく読み進められます。
    イケメンエリートでゲイの32歳と痴漢された若い子の話:残念なイケメンのモノローグが、BL の酸いも甘いもわかったような感じでメタ的で面白くて好きです。
    クリスマスに同居人がくる話: ストーカーにつきまとわれる受について。オチが読めそうで読めず、途中でかなり吹きました。

  • ハードボイルドォ~
    がっつり重いお話は、がっつり重いカツどん食べたような満足感。胃もたれしてるのに、何だこの幸せな気持ちは。的な!(集中力切れた)
    彼女の作品には普通の真面目な学生が出てくることが少なくて、大抵どっか歪んでたりスレてたりする。そういうキャラクターってどうやったって魅力的だから、ちょっとズルいとも思う。
    しかしチャキ(『チャキ』)の弱さもセージ(「シークレット エージェントマン?」)のいい加減なロマンチックさも恵多(「嘆くなり我が世のファンタジー」)の残酷な幼さも成田(「哀愁とシューマイ」)のしみったれで「言うな!!それは破滅の罠!!」っとかひとりで考えちゃうところも聖夜(「クリスマスだからって訳じゃないけど」)のおばかさんなところも。全部いとしい。
    まるっきりハッピーエンドじゃないけれど、「これからもっとハッピーになれるはず!」と強く思わせてくれるから、最後の1Pが怖くない。
    あとがきがいつにも増してやけっぱちに手が込んでいて大好きです。ジョン・ウーの足って…あほか
    私は彼女のドコが好きなんだろうか。絵か。ギャグのセンスか。ファッションか。それら全て間違いではないけれどやっぱりこの切なさですか。
    コッチは攻め男たちがかっこよい本です。

  • 短編集。ちょっと家庭環境ワケアリなテーマ多し。

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