史上最強の哲学入門 (SUN MAGAZINE MOOK)
- マガジン・マガジン (2010年4月14日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (280ページ)
- / ISBN・EAN: 9784896447323
感想・レビュー・書評
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難解な哲学を分かりやすい言葉と軽快なテンポで解説してくれる。アリストテレスだ〜、教科書でみたな〜。そんな軽いノリで読める。哲学に少しだけ触れてみたい人におすすめ。
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とっつきにくい印象の哲学だけど、分かりやすくてサクサク読める。歴史的な流れも踏まえつつ、当時の哲学の潮流を説明しているので、広く浅く体型的に学べる。
具体的な政治判断が、新自由主義という哲学の考えからきているのは驚いた。社会を作っているのは哲学者ということになるのか?それなら、大学の研究費を減らすとか文系科目を減らすのはお門違いじゃないか。
古代の哲学者でも、現代的な考え方をしている人もいて、驚いた。哲学者が問い続けることで、宗教が崩壊したり、資本主義が生まれたり、と社会を変えてきたんだと分かった。今もまだ完璧な社会ではないから、哲学のように問い続ける必要がある。現代に、過去の哲学の偉人が生きてたら、今の社会をどのように変えるだろう。
マルクス、ニーチェは中でも衝撃的だった。それは私が現代に生きてて、現代がかかえる問題が、彼らが危惧していたことと重なるから。
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良くまとまっていて、かつ、面白い。
できれば高校生のときに出合いたかった本のひとつだ。そうすれば、ルソー最高なんて思っただろうなwww
大好きなエピクロスの逸話も、知らなかったことが書かれていたし。
簡単に紹介すると、哲学の流れが手に取るようにわかる本だ。
思想の系譜。あるいは地図。
哲学書が良くわからないけど興味があると言う人は、一度読むと良いんじゃないかと思う。
決して無駄にはならない。 -
自分が最近、悶々と悩んでいたことを人類はずっと昔から考えていたんだなーって思った。何も考えずパッパと答えを出すだけの思考停止よりかは、真理に対して真っ向勝負するのがいいのか悪いのか…
良い、悪いの判断基準は何なのか?
これが哲学だと思われる。 -
縄文聖地巡礼→その悩みすでに哲学者が答えを出しています→なぜ世界は存在しないのか に続いての哲学的な本。楽しく読めると評判の本書を読んでみた。
「なぜ世界は、、」は読み終えるのに2カ月以上かかった---それでも読み通せたからだいぶわかりやすかったと思うのだけど---、こちらは2時間でサーっと読了。ホントにサクッとわかりやすく楽しく読める。
1.真理
2.国家
3.神
4.存在
について。歴代のツワモノ哲学者たちがどんな説を唱えたかを知れるだけでなく、それぞれが先人たちの説をどのように進化させ、または塗り替えてきたのかという流れがわかるのが面白い。
2010年の本なので「小泉内閣はアダム・スミス的」とか言っているのだけど、著者が10年後の今の時代をどのように考えてるのか、とかも読みたいと思った。 -
https://opac.kokushikan.ac.jp/Main/Book?book_id=TS01510940&q=3&qt=0&qp=0&qv=50&qs=sort_title&qd=0&qn=0
この本は2016年刊版が電子ブックとしてLibrariE(電子図書館)にも所蔵されています。
電子ブックを閲覧する場合は以下のURLからアクセスしてください。
https://web.d-library.jp/kokushikanlic/g0102/libcontentsinfo/?conid=397253
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