鎌倉武士と横浜 ―市域と周辺の荘園・郷村・寺社 (有隣新書86)

著者 :
  • 有隣堂
3.00
  • (0)
  • (1)
  • (2)
  • (1)
  • (0)
本棚登録 : 26
感想 : 2
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (232ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784896602357

作品紹介・あらすじ

現在の横浜市域は、かつて武蔵国都筑郡・久良岐郡と武蔵国橘樹郡・相模国鎌倉郡の一部から成っていた。当地は二俣川合戦、和田合戦などの舞台となる一方、執権一族の金沢流北条氏が称名寺や金沢文庫を創設し、叡尊・忍性などの高僧や兼好などの文化人が訪れて、東国における文化の一大中心地ともなった。本書は、当地に関連する秩父平氏諸氏や、山内氏、長尾氏、佐々木氏など相武の大地で活躍した武士たちの消長を追いつつ、荘園・御厨などの変遷や市域に所領を持った武士たちにも言及し、鎌倉幕府との関連を踏まえながら、歴史資料をもとに鎌倉時代の横浜市域とその周辺の全貌を描き出す。2022年大河ドラマ「鎌倉殿の13人」の背景を知る本。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 地元の武士の話ということで興味を持って手にしたが、事項の列挙ばかりでストーリーがなく、読むのが辛かった。

全2件中 1 - 2件を表示

著者プロフィール

1958年、横浜市生まれ。慶應義塾大学文学部卒業。東京都立大学大学院修士課程修了。博士(史学)。専攻は日本中世・近世史。神奈川大学、慶應義塾大学、中央大学などで非常勤講師を務めた。 著書に『草と木が語る日本の中世』(岩波書店)、『軍需物資から見た戦国合戦』『境界争いと戦国諜報戦』(洋泉社、のちに吉川弘文館)、『鎌倉武士と横浜』(有隣堂)など。

「2022年 『家康家臣の戦と日常 松平家忠日記をよむ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

盛本昌広の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×