鼻 The Nose (ラダーシリーズ Level 1)

  • IBCパブリッシング
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  • Amazon.co.jp ・本 (56ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784896840292

作品紹介・あらすじ

京都池尾町の僧侶、禅智内供は今までずっと、あるコンプレックスに悩まされていた。苦悩の原因さえ取り除けば、バラ色の日々が待っていると信じていたが…。同人誌『新思潮』にて発表され、夏目漱石の絶賛を浴びた作品。

感想・レビュー・書評

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  • コンプレックス解消の話?
    脳内に日本語が介入して、わかんなかった

  • 所蔵:2F 多読本 837.7/A39

  • 2,860語

  • A priest had a complex.
    His nose was so long that it reached his chin.
    Everybody knew about his rare nose.
    One day he tried a way to make his nose shorter, and it succeeded.
    He thought that people around him no longer disrespect him like before.
    But, they came to laugh...

    "Hana", written by Akutagawa Ryunosuke, is very famous in Japan.
    It is also in some school text books.
    Japanese story is easy for me to enjoy.

    I felt it was difficult a little.
    Sometimes, sentences contain technical grammar points (probably I learned these in the high school), so I had to consider and remember what those mean.
    I wish I could understand English faster.


    有名な芥川作品。
    禅智内供は巷に噂されるほどの長い鼻を内心気にして過ごしていた。
    あるときある方法で普通の鼻を手に入れ、これでもう笑われたりしないと喜んだものの人々の視線が快くない。。。

    内供本人の気持ちや周囲の人の感じ方にはいちいち納得できる。短編のストーリーで普遍的な人間の心理を巧みについているといえるのでは?
    「鼻」⇒「The nose」って100%その通りの訳なわけだが英単語になるだけで随分不思議な違和感があります。
    日本が舞台だと英語でも若干親しみやすいが、レベル1でも簡単ではなかった。
    日本語でもちゃんと読んでおきたい。

  • 鼻は本当に好きな作品です。

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著者プロフィール

1892年(明治25)3月1日東京生れ。日本の小説家。東京帝大大学中から創作を始める。作品の多くは短編小説である。『芋粥』『藪の中』『地獄変』など古典から題材を取ったものが多い。また、『蜘蛛の糸』『杜子春』など児童向け作品も書いている。1927年(昭和2)7月24日没。

「2021年 『芥川龍之介大活字本シリーズ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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