怪談コレクション The Kwaidan Collection (ラダーシリーズ Level 3)

著者 : ラフカディオ・ハーン

• IBCパブリッシング (2007年6月19日発売)

作品紹介・あらすじ

日本に帰化し、日本古来の伝承や民話をこよなく愛した「小泉八雲」ことラフカディオ・ハーン。彼の代表作『怪談』は、各地の伝説や転生譚、幽霊話などを集めて再話した怪談文学集である。本書には、『雪女』『ろくろ首』などおなじみの怪談から、姿を変え、時を越えて生き続ける乳母の愛が美しい『乳母桜』まで、7篇を収録。

感想・レビュー・書評

[daydさんの感想 · 2014年10月3日]

日本の怪談話はおもしろくて惹きつけられる。有名な妖怪はいくつもいるけどその由来とか物語の背景を知らなかったからこの本で初めて知った情報も多くあった。ろくろっくびに二種類あるとか。
そして昔の話には必ず教訓が含まれている。だから子供の内に自然と学ぶことのできる物語を読んでおくことが大切なのだと思う。
余談だけど挿絵の風味が好き。

[家に猫がいますさんの感想 · 2019年9月10日]

8,250語

著者プロフィール

原作：ラフカディオ・ハーン
一八五〇年、ギリシャ生まれの英国人。アメリカで新聞記者として活動したのち、一八九〇年、日本文化への憧れから、島根県の松江中学に英語教師として赴任。松江出身の小泉セツと結婚ののち帰化し、小泉八雲を名乗る。熊本五高・東京帝国大学などで教鞭をとりつつ、日本研究を海外に向け紹介した。著書に『知られぬ日本の面影』『心』『怪談』など。

「2019年 『BL古典セレクション③　怪談 奇談』 で使われていた紹介文から引用しています。」