日本人が誤解しやすい英語生活マナーブック Keeping It Smooth【日英対訳】 (対訳ニッポン双書)

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  • Amazon.co.jp ・本 (284ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784896845907

作品紹介・あらすじ

知らないと損をする!異文化間のおつきあいをスムーズにするマナー。

感想・レビュー・書評

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  •  あいさつ、言葉づかいからはじまって、レストラン、結婚式、病院などの場面に応じたマナーを、左ページに日本語、右ページに英語で紹介したもの。
     「人前でうがいをするのは失礼です」、「ディナーパーティーには数分遅れて行きましょう」、「タクシーのドアを閉めるのを忘れずに」など、日常生活の様々な場面で、日本人がうっかりやってしまいがち(やり損ねてしまいがち)なあれこれを紹介しており、特にある程度の期間を英米で過ごそうとしている人は一読すると、確認の意味でも役に立つ。
     「名刺は片手で渡す」、「『家族』は2世代だけ」、「3種類の握手("the dead-fish shake," "the macho shake," "the water-pump shake")」などは面白かった。ただ、あまりにも一般的で基本的な事項ばかりなので、読み物としては面白くはない。また、「日本人が誤解しやすい」というタイトルから分かる通り、アメリカ人の著者が日本人のしがちなおかしなところを指摘する、という形で書かれており、これだけの分量でひたすら日本人がいかに変に思われるか、ということを解説されると、そういう本だとは分かっていても、あまり良い気がしない。まえがきにも書かれているような、日本と英米の文化が対等、というたてまえで書くとすれば、日本人著者が「英米人が誤解しやすい日本生活マナー」も紹介して、それで2人の著者による1冊の本とした方が、読み物としては面白いのではないかと思った。(12/03/20)

  • 他の方もレビューに書かれているように、「欧米では日本の習慣はヘンに思われる」ということがいっぱい書いてあるので、なんというか、気分がよくない。欧米が正しくて日本が間違っている、と言われているような気がするので。そのへんはお互いさまであるべきだろう。
    とはいえ、役に立つところも多かった。最後の「チップの目安」はよかった。

    日米対訳の本なのだけど、主に英語の方だけ。

  • 店員からのあいさつを無視しちゃいけません
    なんどもお礼を言うのは恩着せがましく聞こえます
    自分が悪くないときに謝る必要はありません

    …ごめんなさい;_;

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著者プロフィール

ジェームス・M・バーダマン早稲田大学名誉教授。 1947年アメリカ・テネシー州生まれ。プリンストン神学校教育専攻、修士。ハワイ大学大学院アジア研究専攻、修士。 専門はアメリカ文化史。 著書に『毎日の英文法』『地図で読むアメリカ』(朝日新聞出版)、『日英対訳 世界に紹介したい日本の100人』(山川出版社)、『アメリカ黒人史』『英語の処方箋』(ちくま新書)、『ネイティブが教える 日本人が絶対間違える英語大全』(KADOKAWA)、『3つの基本ルール+αで英語の冠詞はここまで簡単になる』(アルク)、『英語でお悔やみ申し上げます‐冠婚葬祭・非常時の英語表現』(ベレ出版)など多数。 )

「2023年 『アメリカ国籍取得テストでアメリカの一般教養と英語を学ぶ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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