森を守れが森を殺す

著者 :
  • 洋泉社
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本棚登録 : 19
感想 : 2
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  • Amazon.co.jp ・本 (237ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784896912333

感想・レビュー・書評

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  • 成長段階にある森は酸素を作っているといえるが、定常状態にある森は酸素を作らない。このことがわからない人にはお薦め。

  • 森について 整理してみたい・・・とおもって
    手に取った本である。

    森と農耕は 深い関係にあるだろう。
    そのために 森が 森たるべきなのは・・・・

    森は地球の『肺』と言われている・・
    炭酸ガスを吸って 酸素を供給しているといわれているが
    実際は 夜は呼吸しているので・・・
    プラスマイナス ゼロである。

    つまり 植物は成長しているときだけ 
    炭酸ガスを消費する。
    だから 森は 酸素の供給源にならない。

    結果として では なんのために 森はいるのだろう。

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著者プロフィール

1959年大阪生まれ。静岡大学農学部を卒業後、出版社、新聞社等を経て、フリーの森林ジャーナリストに。森と人の関係をテーマに執筆活動を続けている。主な著作に『虚構の森』『絶望の林業』『森は怪しいワンダーランド』(新泉社)、『獣害列島 増えすぎた日本の野生動物たち』 (イースト新書)、『森林異変』『森と日本人の1500年』(平凡社新書)、『樹木葬という選択』『鹿と日本人―野生との共生1000年の知恵』(築地書館)、『ゴルフ場に自然はあるか? つくられた「里山」の真実』(ごきげんビジネス出版・電子書籍)など多数。ほかに監訳書『フィンランド 虚像の森』(新泉社)がある。

「2023年 『山林王』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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