トンデモ超常現象99の真相

  • 洋泉社
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本棚登録 : 133
感想 : 8
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  • Amazon.co.jp ・本 (342ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784896912517

作品紹介・あらすじ

宇宙人解剖フィルム、臨死体験、百匹目の猿、月の魔力、そして、「神々の指紋」…そんなの、みんなトンデモだ!世間を騒がせた99の不思議現象を笑殺する。

感想・レビュー・書評

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  • 世間を騒がす99の超常現象を解説し真相を検証して笑い飛ばすという主旨の本。超常現象のウソが暴かれ読んで納得するものもあれば、無理に否定しようとしてしらけてしまう話も半分くらいある。時々こういう本を無性に読みたくなります。不思議な話が好きだからね。

  • 今までに自分が「もしかしたら本当かもしれない」と思っていたことが、これでもかというくらい次々と否定されていくので(まあ、99のネタを集めるんだからな)、面白いやら哀しいやら・・・。結局事実はこのようにねじ曲がり(ねじ曲げられ)、人間はこうして騙されていくんだなあ。

  • もう何度読み返したか知らないけど、買った当初なら間違いなく星五つだな。
    元々ガキの頃から何でも信じてたビリーバーだったのだが、全てを信じていた故に、絶対矛盾を解消できずに変な道に落ちきることはなかったわけで。
    そんな有名な世界中の奇譚が、実は、故意なのか勘違いなのか、人の手を渡る前はフツーの話だったわけだ。
    こういう見方もあるのか。
    認知心理学やら、この辺りの本を漁るようになった一冊だ。

    ぼくにとっては、必携の一冊。

  • 「神々の指紋」が出た直後の出版とあって取り上げてるトピックがやや古い印象は否めないけど、それらを明快に切ってあって面白かった。個人的に前から不思議に思ってた人体発火については、やっぱりよくわかってないのね。

  • 良く何年も前にテレビの番組で『UFO特集』だの、
    怪奇現象とかを放映していたのを覚えている人も多いだろう。

    そう言った『超常現象』のでたらめさを、
    参考文献を明記して徹底的に暴いていくという本である。

    UFOとか、ミステリーサークルとかは、
    なんだかなーと思ってたが、
    キリストの聖骸布や、ルルドの泉、
    ツタンカーメン発掘隊の怪死、レムリア大陸の嘘やダウジングなどは、
    長いこと信じていたという程ではないが、
    なんだか嘘を事実だと発表する当人と、
    それを祭り上げていたテレビ局にちょっと不信感を覚えた。
    (ダウジングなんか、それを政府が水漏れ検査として使っているって、
     テレビで言っていたぞー!(`へ´)プンプン!! )

    『飼い主が海外旅行から帰って来て成田に到着した時刻に、
     はるか離れた自宅のサボテンたちがいっせいに反応した。』と、
    昔テレビで聞いたバクスター効果は、当時まだ小さい娘に、
    『植物も可愛がると喜ぶんだね』と話して聞かせ、
    今では『サブロー』と呼ぶサボテンを可愛いがるまでに。

    夢を壊されたとは思わないけども、
    嘘を作り上げることに何の良心の呵責も感じない当事者に怒りを覚えた。
    (まず、金目的だと分かっているから。)

    しかし、冷静に証明する立場である山本氏の書き方が、
    なんだか感情的になっているようで、
    『バカって言う方が馬鹿なんだ。この阿呆が!』
    見たいなやり取りのように思えて頂けない。
    ま、個性の強い方、なのだろうね。

    ※ 山本弘(やまもと ひろし)
    1956年京都府生まれ。SF作家・ファンタジー作家、ゲームデザイナー。
    京都市立洛陽工業高等学校電子科卒業。 と学会会長。

    ※ 公式サイト:と学会
    http://www.togakkai.com/
    ※ 公式サイト:山本弘のSF秘密基地
    http://homepage3.nifty.com/hirorin/

    ○ 市立図書館所蔵

  • と学会がによる超常現象の解説本
    日々、TVでタレ流される超常現象の数々
    意外とその後は知らない(流されない)
    有名な超常現象の真相の数々

  • これは古本屋で続編の「56の真相」と一緒に買い、
    1日で読破してしまったもの・・・・・・。
    あとに残った疲労感と虚脱感は忘れるまい・・・。
    私の見てきたものは一体なんだったの? と思ってしまうこと請け合い。
    まあ、ここに出てくるものを全面的に信じていたわけではないので。
    私も超常現象が好きだし、その手の番組はわりと見てしまいます。
    しかし、明らかに「これってどーなの?」と思われるものも今はちらほらと・・・。
    しかし、この本のようには調べたりしませんでした。面倒くさいし(おい)。
    でも、これを見たことによって、私の超常現象を見る目もますます冷たくなる事だろう・・・。
    あれ? それでいいの?

  • 途中で飽きる。

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著者プロフィール

1992年に結成された趣味人の集まり。現在の会員数は120名。
「著者は大マジメなのに、常識からするとギャグとしか思えない本」「作者の意図とは別の意味で楽しめる本」を、「トンデモ本」と名付け、各自のトンデモ本コレクションを持ち寄って楽しむことから活動を開始。活動の成果をまとめた『トンデモ本の世界』(洋泉社、1995年)がベストセラーとなり、「トンデモ」という言葉が広まるきっかけをつくった。

「2011年 『トンデモ本の世界 X』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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