- Amazon.co.jp ・本 (238ページ)
- / ISBN・EAN: 9784896914221
感想・レビュー・書評
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友人に勧められて図書館で借りたが、途中まで読んで購入することに決めた。もう一度じっくり読みたいときが来るだろうし、別の友人にも貸したいと思ったから。
経済的にも精神的にも自立していない人が苦手な私は、でも自分のこどもを自立させるには? 自分はこどもの自立の寂しさに耐えられるか? と考えていたが、よく知った物語にその答えがあった。さらに自立の問題だけでなく、互いに老いていく夫婦の姿、青年期を終えて(科学、物質主義)総合的に捉えていく成熟期を迎えた人間のあり方など、とても深い本だった。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
面白い。昔話には「子どもがどう自立するか」だけでなく、「大人が子どもに対してどうふるまえばよいか」のヒントが隠されていると思う。
詳細はブログで。
http://nekura-tohsan.blogspot.com/2014/02/blog-post_3.html -
時折、ドキリとさせられるところもあったが、全体的には「う~ん」。
ただ、自分の内にある、子どもの自立を妨げようとする力が存在するかも、ということは頭に留めておこう。
昔話に関しては、再読の必要ありかも。 -
「三匹のこぶた」の3通りのエンディングに関する考察が興味深かった。
自立していないオトナが周りに意外と多いことを最近痛感している。
自分の足で立っていたい。