ファビュラス・バーカー・ボーイズの映画欠席裁判 (映画秘宝COLLECTION 20)

著者 : 町山智浩 柳下毅一郎

• 洋泉社 (2002年5月1日発売)

作品紹介・あらすじ

それ言っちゃオシマイのツッコミで映画100本メッタ斬り!業界に最もイヤがられた映画漫才5年分。

感想・レビュー・書評

[ぺんじんさんの感想 · 2013年3月30日]

文春文庫に入っている『ベスト・オブ・映画欠席裁判』を読んで、図書館で借りてみる。期待通り悪口ばっかり。『アルマゲドン』や『メン・イン・ブラック』にも結構辛辣なコメント。当時のゴシップネタも無駄に充実。

[もりさんの感想 · 2010年8月19日]

2010/8/16購入

[baxさんの感想 · 2010年8月1日]

［　内容　］
それ言っちゃオシマイのツッコミで映画１００本メッタ斬り！
業界に最もイヤがられた映画漫才５年分。

［　目次　］
１９９７（リュック・ベッソンの中坊感覚爆発！『フィフス・エレメント』；『ロスト・ワールド』はオタクの記憶装置？　ほか）
１９９８（背の高い作家を信じるな！『スフィア』；『ダーク・シティ』は藤子ワールドでドン！　ほか）
１９９９（「うなぎ」ってなんの暗号？『エネミー・オブ・アメリカ』；キューブリックもカミさんに懺悔したかった！？『アイズワイドシャット』　ほか）
２０００（キミはリトアニアの川の名前を知ってるか？『マグノリア』；食人映画会社はタイに戦争を売る気？『ザ・ビーチ』　ほか）
２００１（男のツボを知り尽くした『チャーリーズ・エンジェル』；映画監督に嫌われるのは評論家の勲章だ！『ＥＵＲＥＫＡユリイカ』　ほか）

［　ＰＯＰ　］


［　おすすめ度　］

☆☆☆☆☆☆☆　おすすめ度
☆☆☆☆☆☆☆　文章
☆☆☆☆☆☆☆　ストーリー
☆☆☆☆☆☆☆　メッセージ性
☆☆☆☆☆☆☆　冒険性
☆☆☆☆☆☆☆　読後の個人的な満足度
共感度（空振り三振・一部・参った！）
読書の速度（時間がかかった・普通・一気に読んだ）

［　関連図書　］


［　参考となる書評　］

[冬寂さんの感想 · 2010年7月9日]

全編下世話な罵詈雑言。だが、それがいい。

[管理人★篠宮さんの感想 · 2010年6月17日]

爆笑しながら一気に読み終わり！町山さんのPodcast聴いてるせいか、口調がまんまに聴こえてきて、なおさら笑ってしまった。
でも実際歯に衣着せない発言の連発に、‥大丈夫かのかな？なんて不安にも‥。
でも、ホントテレビや雑誌などの映画評のぬるさに飽き飽きしてたんで、痛快に感じた。
早速、2を読む！

[Rさんの感想 · 2009年11月24日]

読む順番が逆になってしまったけれど、FBB映画欠席裁判シリーズの1作目。続けて読んでみると、1作目の方がより毒舌。

『千と千尋の神隠し』は遊女の話だった、てのは中々面白い。確かに言われてみればそうだよねぇ～。

シリーズ3冊は図書館で借りて読んだんだけど、これからちゃんと買いなおします！B級映画を楽しむには必携のシリーズですよ。

[yupyさんの感想 · 2009年1月12日]

【目次】
　まえがき（町山智浩）
1997
リュック・ベッソンの厨房感覚爆発！『フィフス・エレメント』
『ロスト・ワールド』はオタクの記憶装置？
ロズウェルUFO墜落事件50周年はガキ狙い『メン・イン・ブラック』
たらこ戦士『スポーン』と宇宙へ行く必要はあったのか？『コンタクト』
NYで巨大ゴキブリの臨場感を味わう『ミミック』
『タイタニック』『スターシップ・トゥルーパーズ』で大虐殺まつり！
ヌルヌルグチョグチョ『エイリアン4』
1998
背の高い作家を信じるな！『スフィア』
『ダーク・シティ』は藤子ワールドでドン！『GODZILLA／ゴジラ』の逆襲はオタク・ゲシュタポか？
マンハッタンで『GODZILLA／ゴジラ』を観てシナリオ
『トゥルーマン／ショー』アダルト版をみんな観たくないのか？
『X-ファイル』無能なモルダーはなぜクビにならない？
キミはブシェミに救われたいか？『アルマゲドン』
『スモール・ソルジャーズ』『プライベート／ライアン』どっちが悪質？
こんな映画サイテーよ！『ロスト・イン・スペース』
淀川長治さん追悼フランケンシュタインは男の夢だ！『ゴッド・アンド・モンスター』
宇宙を支配するのはやっぱり『π』だった！？
これは交通安善啓蒙映画なのか？『シティ・オブ・エンジェル』
1999
「うなぎ」ってなんの暗号？『エネミー・オブ・アメリカ』
キューブリックもカミサンに懺悔したかった！？『アイズ ワイド シャット』
イーストウッドはダメ親父なのか！？『トゥルー・クライム』
ハリウッド・ゴシップ捜査線　スターへの道はイバラか楽勝か？
モナリザでケツを拭け！『ファイト・クラブ』
シュワちゃんにトドメを刺すか？『エンド・オブ・デイズ』
2000
キミはリトアニアの川の名前を知ってるか？『マグノリア』
食人映画会社はタイに戦争を売る気？『ザ・ビーチ』
オナニーでアカデミー賞ゲット！？『アメリカン・ビューティー』
『ストレイト・ストーリー』は文部省推薦映画になれるか？
ハリウッド・ゴシップ捜査線　男の中の男は誰だ？
エド・ウッドが完成させた？『ミッション・トゥ・マーズ』
シェイクスピアも泣いている？『ロミオ・マスト・ダイ』
アメリカの学園映画は貴族のマネっこか？『シーズ・オール・ザット』『キャリー２』
『バトルフィールド・アース』でふはははははは！
ハトは大事な役者なんだよ！『M:I-2』
映画館のトレンドはオナニーかゲイか？『サウスパーク無修正映画版』
「ただヤリたいだけ」は人間の本質だ！『インビジブル』『スペースカウボーイ』
『コヨーテ・アグリー』に妄想爆発！
キミは誰の穴の中に入りたいか？『マルコヴィッチの穴』
闇鍋映画がオシャレ！『漂流街』
ハリウッド・ゴシップ捜査線　トチ狂わなきゃ恋じゃない
2001
男のツボを知り尽くした『チャーリーズ・エンジェル』
映画監督に嫌われるのは評論家の勲章だ！『EUREKAユリイカ』
変態万歳って，そんなことでイイのか？『ハンニバル』
金持ち監督の「キューブリックごっこ」？『A.I.』
『千と千尋の神隠し』の湯屋に行く時は非常口を確認しろ！
ハリウッドのバカ大作がテロリストにヒントを与えたに決まってる！
　あとがき（柳下毅一郎）

著者プロフィール

1962年生まれ。映画評論家。1995年に雑誌『映画秘宝』を創刊した後、渡米。現在はカリフォルニア州バークレーに在住。近著に『トランピストはマスクをしない　コロナとデモでカオスのアメリカ現地報告』（文藝春秋）、『映画には「動機」がある「最前線の映画」を読む Vol.2』（集英社インターナショナル）、『最も危険なアメリカ映画』（集英社文庫）、『町山智浩のシネマトーク 怖い映画』『町山智浩の「アメリカ流れ者」』（スモール出版）などがある。

「2021年 『町山智浩のシネマトーク 恋する映画』 で使われていた紹介文から引用しています。」