クラシックCD名盤バトル (新書y 62)

  • 洋泉社
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感想 : 2
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  • Amazon.co.jp ・本 (317ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784896916324

感想・レビュー・書評

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  • [ 内容 ]
    こんなCDガイド、みたことない!相
    手の論評に、まったく別の角度から挑むという試みが、音楽と演奏の意外な側面をあぶりだし、そこに音楽を聴くことの極上の快楽と思索が生まれる「読むCDガイド」!
    この二人以外のだれが、ここまで書けるか。
    音楽とは本来、演奏者と聴き手に突きつけられた踏み絵である。
    ならば、その踏み絵を砕くほどの感性の力を持たない評論は不要だ。
    世評に迎合した「名曲・名盤」幻想は、捨て去れ。

    [ 目次 ]
    ヴィヴァルディ
    J.S.バッハ
    ヘンデル
    モーツァルト
    ベートーヴェン
    シューベルト
    ベルリオーズ
    メンデルスゾーン
    ショパン
    ワーグナー〔ほか〕

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    読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ)

    [ 関連図書 ]


    [ 参考となる書評 ]

  • ま、また読んだのこの人たちの本。(続け過ぎだ〜)(いや、でもこれは前読んでたんだけど再読・・・)<br>許さんと鈴木さんが共に同じ曲に対して至高の、究極の一枚のCDを挙げる、という本。曲ごとに分かれてるから、非常に名盤ガイドとしての役割をになってくれてる感じ。他の本に比べて重量感があった気が。単純に読むのに時間かかった。そしてその分文章も割りとどっしりめ。<br>しかし、これとか読んでるとクラシック好きの人ってのはなんてまあすごいんだろう、と単純に思う。だってCD何枚持ってんだろう・・・。う〜む。<br>そして読みながら私は頭の片隅で「許さんははみだしっこファン」と思い込んでることに気付いた。なんでだ(笑)<br>なんか許さんのお薦め文とか読んでると、絶対好きだよはみだしっこ!!と思ったのだろうか。好きじゃないのかな、許さん。<br>許さんは漫画も好きらしく、時々比喩とかで出てくるけど、どうも漫画の知識収集は70年代くらいでとまってるようなので、もうちょっと90年代くらいまで網羅して欲しいなあ。ブラームスの一番を「伴宙太のようなダサさ」と決めつけるのとか最高!!と思うんで、もちっとあとの時代の漫画も出て来てくれると嬉しい。(でもここ10年くらいになると私も分からない)

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著者プロフィール

1965年、東京都生まれ。慶應義塾大学教授。著書に『クラシックがしみる!』『問答無用のクラシック』『コンヴィチュニー、オペラを超えるオペラ』『オレのクラシック』『クラシック批評という運命』(いずれも青弓社)、『クラシック魔の遊戯あるいは標題音楽の現象学』(講談社)、『世界最高のピアニスト』『生きていくためのクラシック』(ともに光文社)、『痛快!クラシックの新常識』(リットーミュージック)、『これからを生き抜くために大学時代にすべきこと』(ポプラ社)、編著に『クラシック知性主義』『絶対!クラシックのキモ』(ともに青弓社)、共編著に『クラシック・スナイパー』シリーズ、『クラシック反入門』(ともに青弓社)、共著に『クラシックCD名盤バトル』(洋泉社)など。

「2016年 『クラシックの秘宝』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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