箱がデキルまで: パッケージデザインの現場から

著者 : スタッフォード・クリフ 嶋垣ナヲミ 伊達尚美

• 六耀社 (2000年1月1日発売)

作品紹介・あらすじ

本書は実際に商品化された50件の商品パッケージデザインが出来上がるまでの舞台裏に焦点を当て、デザイナーがクライアントと対話を重ねながら基本的テーマを絞り込み、完成品へと作り上げていくプロセスを追ったものである。製作図やコンピュータビジュアル、スケッチ画、カラー写真をふんだんに使って、それぞれの商品のコンセプト作りから最終的なデザイン完成までの実際を、具体的に紹介する。デザインが決定するまでの興味深いプロセスを、詳しく解き明かす初めての企画。デザイン界の第一人者たちによって推し進められた、50例の成功プロジェクトを収める。

著者プロフィール

ロンドンを拠点にデザイン・コンサルタント、アート・ディレクターとして活動。長年、住宅関連のパンフレットやカタログ、雑誌のデザインと執筆を行ってきた。テレンス・コンラン卿との、住宅カタログの制作を経て、1974年『The House Book』のデザインを担当。ロングセラーとなる。以降、デザインや住宅関連書を60冊以上制作。主な作品に、世界中で行った住宅の調査結果を、480ページにまとめた『The Way We live』、住まいに対する人々の意識をテーマに取り上げた草分け的な書、『Home』。近著に『ダイニングキッチンブック』（産調出版）がある。

「2010年 『ホームデザインブック』 で使われていた紹介文から引用しています。」