- Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
- / ISBN・EAN: 9784897377483
作品紹介・あらすじ
牛舎がない、通年昼夜放牧、自然交配、自然分娩、エサは野シバ、それが酪農業界の自然農法、山地酪農だ!"奇跡のミルク"をつくる!
感想・レビュー・書評
-
以前「しあわせの牛乳」という本を読んで、中洞さんと山地農法、そして日本の乳牛の現実を知るとともに、さらに色々詳しく知りたくなって本書を読んでみました。
やっぱり、「山地農法」、いいなあ。
悪い部分が1つも見つからない...!
それだったら安く飲めなくてもいいやって感じです。
牛乳は毎日飲んだほうがいいみたいな価値観って給食やCMとかで植え付けらた感半端ないし、乳脂肪分の事とか知れてよかった!
中洞さん、昔から信念を一切曲げていないところも好きだなあ。農水省の保身クソ官僚共や農協の権力誇示野郎共に屈しずに頑張ったエピソードは元気もらえました。自分ももっと頑張ろう...!詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
やってみたいなぁ。
瀬戸内海の島で、誰も触らなくなった段々畑で。
天然の塩も作って、加工に使って。
牛乳での出荷は物流費がかかるので、加工メインで。
いいなぁ。
あと10歳若ければ… -
7月新着/進路支援図書「はたらく人々」・酪農
中洞さんの自伝的一冊。
「日本人と牛乳の関係から考えなければ」という著者の言葉は、現代の食の問題点について鋭く突いている。小さくても確かな流れにしたい、という思いが、本書にも登場する研修設備や制度の充実となっているのではないだろうか。
著者には『幸せな牛からおいしい牛乳』という著書もあって、そちらも「はたらく人々」に配架している。でも山地酪農についてより深く読みたいという方は、こちらからどうぞ。