キリング・フィールドへの旅―カンボジアノート〈2〉 (カンボジアノート (2))

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  • 連合出版
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レビュー : 3
  • Amazon.co.jp ・本 (223ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784897722160

作品紹介・あらすじ

ポル・ポト時代とは何だったのか。私たちはそこに何を学ぶべきなのか?-人間存在の深淵を見つめて。

感想・レビュー・書評

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  • 牢獄の監守は少年だった。少年は従順だから疑うことを知らないかららしい。ひどい時代がカンボジアにあったんだ。

  • 半年前に訪れたカンボジアを思い返しながら読んだ。
    あのとき、プノンペンにも立ち寄っておけばよかった。

    いく前にも、ポルポト時代のことをある程度勉強していったつもりだけど、とある本はポルポト派の人名がこれぞとばかりに溢れていて、外枠(大枠)の知識がない自分にはきつかった。この本は、著者がキリング・フィールド等を歩きながら、まるで記憶をたどるように、その場所場所の描写を通じて、ポルポト時代の様子を説明している。

    独特だなと思ったのは、ポルポト時代が日本のメディアによって、どのように触れられていたか毎日新聞のスクラップによって解きほぐしている点。たとえば、ポルポト派による大虐殺の最中にある時期にも関わらず、「恐怖政治的状況は収束している」など、過度に楽観的、あるいは、誤りとしかいえないような報道を繰り返した日本のメディア。その態度の一因は、当時の日本が中国の感情を慮っていたことも挙げられるとのこと。なるほど。

  • ポル・ポト政権下のことは、触れてはいけないような、触れたくないような、でも知らなければならないような、自分にとって複雑な問題。
    カンボジアでポル・ポトを支持する人にも出会い、ますます複雑になった。

    この本も、だからちびりちびりと読んだ。
    まだまだ知らないことばかりのテーマ。
    また読み返すことが必要なんだろうと思う。

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