いろいろな分野のエビデンス―温泉から国際援助までの多岐にわたるRCTやシステマティック・レビュー
- ライフサイエンス出版 (2015年7月11日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (172ページ)
- / ISBN・EAN: 9784897753089
作品紹介・あらすじ
(「序文」より)
本書の読者は3通りが予想される。第1は,本書で取り上げられたトピックのエビデンスの現状,そこでのRCTやSRの実際を知りたい方である。第2は,さまざまな領域で「エビデンス」や「システマティック・レビュー」などの言葉を見たり聞いたりして,「それはなんだろう? 」「他の領域ではどういう動きがあるのだろう? 」と感じた方である。第3に,ある技術がどのように他の領域へ浸透していくのか,科学社会学のケーススタディとして読む方もおられるかもしれない。すでにRCTやSRが多くの領域で行われていることを知っていただき,今後,各領域でエビデンスがさらに蓄積され,より合理的な意思決定がなされることを期待したい。
感想・レビュー・書評
-
【書誌情報】
『いろいろな分野のエビデンスーー温泉から国際援助までの多岐にわたるRCTやシステマティック・レビュー』
編著:津谷喜一郎
ISBN:978-4-89775-308-9 C3047
定価:3,080円(本体2,800円+税10%)
版型:B5判・172頁
2015年7月発行
[https://www.lifescience.co.jp/shop2/index_0143.html]
【簡易目次】
第1章 RCTとSRの過去・現在・未来 (東京大学・津谷喜一郎)
第2章 栄養領域のRCTとSR (帝京大学・山岡和枝)
第3章 運動による健康教育のSR (身体教育医学研究所・高橋美絵)
第4章 温泉利用による健康教育のRCTとSR (東京農業大学・上岡洋晴)
第5章 教育分野でのRCT (国立教育政策研究所・岩崎久美子)
第6章 司法領域のRCTとSR (静岡県立大学・津富 宏)
第7章 国際援助のRCTとSR (国際医療福祉大学・正木朋也)
第8章 介護予防のSR -2006年実施の改正介護保険法との関係- (日本福祉大学・二木 立)
コメント 社会政策論・社会福祉論の観点から (お茶の水女子大学・平岡公一)
第9章 助産領域のRCTとSR (聖路加看護大学・片岡弥恵子)
コメント 本邦における看護学領域の評価研究 (東京大学・真田弘美)
第10章 精神保健福祉プログラムのRCT (日本社会事業大学・大島 巌)
第11章 家族心理教育のRCT (東京学芸大学・福井里江)
第12章 薬物依存治療プログラムのRCT (目白大学・原田隆之)
Appendix パネルディスカッション詳細をみるコメント0件をすべて表示