かんちがい (絵本アフリカのどうぶつたち第3集・草原のなかま)
- リブリオ出版 (2002年1月15日発売)
本棚登録 : 106人
感想 : 17件
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Amazon.co.jp ・本 / ISBN・EAN: 9784897849942
感想・レビュー・書評
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第3集⑤
今まで読んだこのシリーズの中でこれが一番好きかもしれない。
本当に勘違い。
勘違いからうまれたえらい事態。
大変なことにならなくてよかったよ。
自然の助け合いが本当に素晴らしい。
でも、でもね、申し訳ないんだけど、この勘違い事件が起きてしまったところ、読んでる側からしても『えっ!?』過ぎて笑いが止まらなかった。
いや、なにも可笑しいところはないんだよ?
本人達はいたって真剣なんだから。
でもその『勘違い』がどうにも笑ってしまって。
そして、赤ちゃんサイと赤ちゃんゾウがべらぼうに可愛い!!!!!!!!
すっごい可愛い!
本当可愛い!詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
【2019夏 4年生読み聞かせ】
こちらはある図書館作成のおすすめ絵本リストで見たものだ。タイトルからコミカルな楽しい展開の絵本を(勝手に)想像し、取り寄せた本を見て驚かされた。写実的できまじめな表紙・・自分ではゼッタイ手に取らないタイプだなあと思いつつ読んでみてびっくり。とてもいい。自然科学絵本と物語絵本、二つの要素をあわせもつもので、こどもたちにも出会ってほしい質の高い一冊だと感じている。
4年生たち、最初の1ページからしーんとなった。真剣に聞くモードに即座に入ったのがわかり、こちらも真摯に丁寧に読んで一緒にこの絵本の世界を味わいたいなと思わせてくれた。サイの親子に何が起こったのだろう、お母さんはどうなってしまうのだろう、というこどもたちのドキドキが伝わってくるようだった。丁寧に写実的に描きこまれた絵とドキュメンタリー調の文章が、むしろこどもたちのやわらかな感性を刺激してくれる奥行きを感じさせる。親子の愛情、ミステリー的な展開、動物の不思議な生態、などなど、自分の興味の方向によって各々楽しめるポイントが見つけられるのでは、と期待している。
※2020.10 4年 -
娘が借りた本。ちょっと読みながらハラハラドキドキしてしまった。カバのおかあさんも象のおかあさんも愛おしい。
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9歳10ヶ月の娘
6歳10ヶ月の息子に読み聞かせ
サイドリの役目
知らなかったな〜
お互い助け合って生きている
サイのお母さん
元気になってよかったよかった。
話の展開として
絶対死んじゃうと思った。
自然界の厳しさを知るっていう
そういう話かと。 -
今回の主役はサイ。
母子の絆、助け合って生きる事、自然の摂理…
そういうのが全部感じられる素晴らしい作品!!
小学校全学年対応 -
私が幼少期に読み聞かせ・自分読書で読んでいたアフリカを舞台にした動物の絵本。自然とは?というのを考えさせられる、大人もどきっとするシリーズです。メインの登場動物はサイ。まさに「かんちがい」な展開にドキリとします。
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タイトルがイマイチなような気もするけど。小2の動物好きな息子には高評価でした。
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24年度 (4-1)(4-2)
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サイが助かったのが意外だった。頭悪いな~って感想
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小学3年生の読み聞かせで使用。
地味ながら、子供たちにはとても人気があり、学年末の感想文にも多数コメント有り。 -
色鉛筆で描いたような緻密な絵。
繊細な色使いが、大自然を柔らかく包みます。
主人公は、サイの親子。
お母さんは横腹に大きな傷があります。
その怪我は誰がどのようにしてつけたものなのでしょう。
原因は、ちょっとした誤解でした。
子供を守ろうとした親どうしのぶつかりあい。
でも、お母さんの傷は深く大きな傷になってしまいました。
心配してウロウロするだけの子サイ。
でも、大丈夫。
自然の中では「おたがいさま」っていう立派な仕組みがあるのです。
大自然は厳しい、と思いがちですが助け合う動物たちもいて
なんだかほっとさせられます。
人間の社会でも、そういうことってありますよね。
ちなみに、お母さんサイを助けてくれるのは「サイドリ」という小さな鳥。
とまる相手が決まっていて、危険も知らせてくれる、
サイやキリン、カバなどにとっても貴重な仲間です。 -
小さい頃に読んだ絵本を読み返していた。
091109 -
動物同士の交わりを描いた本。大きな生き物との事ではなく、日常の小さな生き物との交わりも書いています。動物の好きなお子さんへの、より深い知識となると思います。
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ブックラリーにて。 反応はもうひとつ。
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アフリカのどうぶつたちシリーズの第3集草原のなかまたちの5冊目です。全5冊あります。第1集のライオンのかぞくを以前紹介したことがありますが、最近おばあちゃんからクリスマスプレゼントとして購入をお願いしました。6歳の長男の切なる願いでした。このシリーズは本当に絵がきれいですし、動物園では見ることのできない生き生きとした躍動的な動物の姿を見ることが出来ます。テレビのない家庭に育っているうちの子には、超刺激的のようです。
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この絵本を「文学」のジャンルにしているのはおかしいのかもしれないけれども、3歳のころの私にはとても難解な文学でした。
それは今になってもかわりません。
吉田遠志の作品
