人魚姫

制作 : 清川 あさみ  金原 瑞人  鈴木 理策 
  • リトル・モア
4.18
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本棚登録 : 472
レビュー : 60
  • Amazon.co.jp ・本 (104ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784898152126

感想・レビュー・書評

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  • 100ページ近くある大人向けの人魚姫。
    物語の内容も普通の絵本より詳細で、海の底のおばあさんや森の奥の魔女とのやりとりもとても詳しく書かれている。
    清川あさみさんによる、ビーズやレース等が使われたイラストがとても美しい。
    切なく悲しい物語であることには変わりないけれど、ほんの少しの希望も残されている、不思議な余韻のある絵本です。

  • 初めて小説以外のものをブクログに登録しました。
    清川あさみさんのアート作品が挿絵で誰もが知る物語「人魚姫」の絵本です。
    カフェで何気なく読んだら不覚にも涙が出そうになりました。
    人魚姫ってどうしてもアリエルなイメージでしたけど、アンデルセンの本家本元の人魚姫は子供の頃にちらっと読んだくらいで「とにかく可哀想な話」という印象。でも改めて清川あさみさんの色彩豊かな作品を見ながら、絵本を読むとものすっごく引きこまれてしまいました。人魚姫のせつない感情がとにかく手に取るように生々しく伝わってきます。
    人魚姫って大人向けな童話だなと思いました。
    ぜひ読んでみてください。カフェとかでゆったりとしながら読むのおすすめですよ。ハンカチ忘れないように。

    最後にとにかく「王子死ね」って思ってしまいますが。
    この王子のダメさ加減がまたリアルなんですよね。

    • cecilさん
      子供の頃に読んだ童話とか大人になった今読むとまた違った感想を抱くかもしれませんね。ちょっと童話も今後はチェックしたい。

      >清川あさみの「美...
      子供の頃に読んだ童話とか大人になった今読むとまた違った感想を抱くかもしれませんね。ちょっと童話も今後はチェックしたい。

      >清川あさみの「美所採集」と「永遠よりも長いラブレター」の展示

      嘘!私もチェックしてみます!一度この目で生の作品が見てみたかったんです。
      2012/12/10
    • 猫丸(nyancomaru)さん
      「一度この目で生の作品が」
      年末忙しくて覗きに行けず、、、残念。
      私も生のを観たいです!
      「一度この目で生の作品が」
      年末忙しくて覗きに行けず、、、残念。
      私も生のを観たいです!
      2013/02/02
    • cecilさん
      >nyancomaruさん
      私もまだ本物をお目にかかれてないです><去年、地元の百貨店で「グスコーブドリ展」やってたらしいんですけど・・・ま...
      >nyancomaruさん
      私もまだ本物をお目にかかれてないです><去年、地元の百貨店で「グスコーブドリ展」やってたらしいんですけど・・・またしても見そびれました(涙
      2013/02/04
  • 読んでみて、清川あさみさんの刺繍とビーズによる「絵」は『人魚姫』にぴったりでした。そればかりか、物語の世界のイメージを牽引する役割もはたしていました。「『人魚姫』をね、こういう視覚的な世界観でもってイメージして読んでみると、どうですか、本当に宝物みたいな物語に感じられるでしょう?」とでも言われるかのように、そのとおりに、豊かな『人魚姫』の世界に連れ立っていってくれます。童話なんだし、それぞれ読む人のイメージのほうが豊かなんじゃないのかな、と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、少なくとも、僕が物語だけからイメージを喚起するものよりも、優れたイメージの提案がなされていたんじゃないかな。とはいえ、人魚姫の具体的なイメージ、それもリアルにイメージさせたら、僕のほうがこの「絵」よりも具体的で美しいものが頭の中だけならば出てくるかもしれないですけれど、この清川さんの「絵」の抽象世界具合がまた美しいのであって、素晴らしいのです。

  • 清川あさみシリーズ。
    期待し過ぎてちょっとイメージ違った。
    それにしても人魚姫って、報われへんわぁ、、、
    神様や天使に救われるっていわれても好きな人とは一緒になれんってどうなん。神様なんやから成就させてくれや。
    各国の神話でも神様同士の愛憎劇とかあるもんなぁー

    愛欲の前では神様も無力なんですか。

  • 人魚姫のお話自体は置いておいて。

    糸とビーズで織られた絵について。評価されているほどの感動はなかった。分かりにくい絵もあれば、せっかく立体物を利用したアートなのに奥行きや迫ってくるような迫力もなかった(そういう部分が多々あった)ようにも思う。

    海と地上を結ぶ上下のお話なのに横長の本なの?せっかくなら縦長の本にした方が目に付くし、人魚姫が優雅に海上へ昇るシーンも作れて面白かったんじゃない?
    という単なる個人的ひっかかりが尾を引いたのだろうか。


    まあ、そこは個人の本棚ということで。

  • 人魚姫は、泡と消えるからいい。

    そうでなきゃ厭。

    そのままのストーリーと
    綺麗すぎる挿絵に
    my best 人魚姫なこの絵本。

    • 猫丸(nyancomaru)さん
      リトルモアから出てる3冊(「銀河鉄道の夜」「幸せな王子」)どれも素敵ですが、クレヨンハウスから出た谷川俊太郎+清川あさみの「かみさまはいる ...
      リトルモアから出てる3冊(「銀河鉄道の夜」「幸せな王子」)どれも素敵ですが、クレヨンハウスから出た谷川俊太郎+清川あさみの「かみさまはいる いない?」も素晴しいです。私のイチオシ!
      2012/05/17
  • ◆きっかけ
    松岡享子『サンタクロースの部屋ー子どもと本をめぐってー』こぐま社 を読んでいて、p208に人魚姫の冒頭として引かれていた、「海をはるか沖に出ると、水は、この上なく美しいヤグルマギクの花びらのように青く、まじりものの一切ないガラスのようにすみきっています。けれども、とてもとても深くて、どんないかりも届きません。水底から水の上までは、たくさんの教会の塔をつぎつぎにつみ重ねていってはじめて届くほどです。この海の底に、人魚たちが住んでいました。」という文章の美しさに惹かれて。一九七六年十二月三日国立公民館、一九七七年五月二十一日青森県立図書館に於ける講演"尾と脚と"で松岡氏がその公演の導入で引用したようだ。本の中では引用元が「みなさまご存じのように、有名なアンデルセンの童話「人魚姫」の始めの部分です。」とだけ説明されていて、誰の訳か等は省略されていたので、ネットで検索。山室静さんの訳のようだ。Amazonで検索すると、『小さい人魚姫』と題され2冊引っかかった。どちらも中古のみ。レビューはなし。角川文庫の『アンデルセン童話集1小さい人魚姫』は、表紙、これ、大好きな藤城清治さんの影絵だよね!?中身の挿絵も藤城さんなのだろうか、気になる!!ネットではそこまで追えなかったし、近くの図書館にも置いてないみたい。現代教養文庫版も、他の代表作や詩も収められているとのことで気になる。中古で手に入れるか…。人魚姫で検索すると、清川あさみ画のものもよく出てきた。銀河鉄道の夜で気になっていたシリーズだ。こちらも気になる。こちらは金原瑞人訳とあった。どんな訳がされているのか。3冊読み比べて、気に入ったものを手元に置きたい。む図、い図なし。2018/2/1

  • 図書館で借りました。
    刺繍の絵本作家さんに興味を持ち読みました。

  • 帯にて明記

  • 思っていた以上に厚みのある物語だった。
    細かい描写が今まで知っていた人魚姫とは異なり、大人になってからも新たな発見がある物語となっていた。
    訳者の金原瑞人さんの名前見て何かで知ってると思ったら、蛇にピアスの金原さんのお父さんだね。法政大教授の。偶然でびっくりした。

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著者プロフィール

アンデルセン(1805年~1875年)●
デンマークの童話作家。貧しい家に生まれたが、本人の努力と周囲の助けで大学に入学した。オペラ歌手を目指したが挫折、1835年に小説『即興詩人』を出版し、一躍有名に。その後、童話作家として多くの作品を残した。お話は民話をもとにしたものではなく、自分自身の創作であった。代表作に『マッチ売りの少女』『みにくいアヒルの子』『はだかの王様』など。首都コペンハーゲンに、人魚姫の像がある。

「2017年 『美女と野獣 七つの美しいお姫さま物語』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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