- Amazon.co.jp ・本 (260ページ)
- / ISBN・EAN: 9784898153345
作品紹介・あらすじ
ひと皿に料理人のすべてがあらわれるように、日本の食文化の成熟を担ったベテランシェフたちのひと言には、「ほんものの味」を生み出してきた、その過程がぎゅっと詰まっている。料理の世界で生きてきた25人のインタビュー集。
感想・レビュー・書評
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2022/9/25
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ノンフィクション
食
ビジネス -
日本の食文化の成熟を担ったベテランシェフのインタビュー集。殺気立つ現場を耐え抜き、もはや悟って後光で眩しいプロの料理人達の作る料理はきっと素晴らしく美味しいのでしょうね。これだもの。美味しいものは外食しましょう。と、思うはず。プロ達の仕事に向き合う真摯な姿勢を自分も見習いたいと思う良本でした。
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596.04
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興味深い人たちを取り上げてはいるものの、料理とはまるで関係ない枝葉の部分の多さと、編集の荒さが気になった
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料理に打ち込んだ人々の言葉、真剣に取り組んだゆえに非常に重かったです。
「好きという領域を越えて、調理場に立ちたくねえなあというくらいの重責や重圧を感じるようにならなければ、ほんとうにいい仕事は出来ないのではないか』
「やめるときにしんどかった、じゃなくてあぁいい仕事をさせてもらったなと感じた高校生の頃の初心に戻れたら最高じゃないですか』
ここまで仕事に対して真剣に向き合おう、という自戒を込めて記録しておきます。