- Amazon.co.jp ・本 (84ページ)
- / ISBN・EAN: 9784898153413
感想・レビュー・書評
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布やビーズ、刺繍で独自の美的世界観を展開するアーティスト、清川あさみが描く宮沢賢治の世界。イートハーブの森やグスコーブドリの一生涯を幻想的な風景で体感できる。
(カウンター担当/アメリ)平成29年12月特集「ジャケ借りしよう!」詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
宮沢賢治作品を続けて読んだところ、『雨ニモ負ケズ』にも読み取れる、人を決して憎まずに我が身を犠牲にしてでも人に尽くす勤勉さを持ちたい、という作者の思想が色濃く反映された作品のように思いました。ブドリの自己犠牲精神は、両親の行動が裏目に出てしまったためかと思いますが。それにしても「おおほいほい。おおほいほい。」というセリフで印象的な妹誘拐男の仕事の雑さにはついつい笑ってしまいました。
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あたたかくて綺麗で悲しい。
最後のページのステンドグラス調の絵できゅっとした。 -
ブックカフェ窓辺、読書感想文課題図書。素直なブドリがとても心に刺さる。イーハトーブを守ること、自分と同じ哀しい境遇を作らないこと。世の中への「献身」ということを考えさせられた作品。さらりと読める児童書。
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宮沢賢治のこの物語は知らなかったんですが、
清川あさみさんの作品が好きで買いました。
幻想的で、眺めているだけでも素敵です。 -
宮沢賢治の作品。
自己犠牲だとか、地球温暖化だとか色々あるだろうし、農家を伝える教材にもなるだろう。
この本で読んだのは偶然であったが、布や糸を使ってキレイだったり不思議な描写になっているのは面白いと思うのだけれど、子どもと読む分には少し意味が分からないように感じる。 -
ちょうどグスコーブドリの伝記が読みたかったところに、清川さんの挿絵で出版されたと知り、即予約(笑)
清川さんの作品は、力のある文章で引き立つと思います。 -
やはり、綺麗なものは目に留まりやすい。
この刺繍や、ビーズが宮澤賢治の幻想的な文章に、よく合う。 -
2012/11/08
旧版のアニメでネリが攫われるシーンはトラウマだったり…