こども部屋のアリス

  • リトル・モア
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本棚登録 : 71
感想 : 10
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  • Amazon.co.jp ・本 (64ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784898153574

作品紹介・あらすじ

『こどもの部屋のアリス』は、『不思議の国のアリス』の作者であるルイス・キャロルが、14章という物語の構成はかえずに、長さを4分の1にして、子どもたちのためにやさしく書きなおした『アリス』です。ぎゅっとつまった数々のファンタジックな名シーンを、アーティスト清川あさみが、布や糸、ビーズ、スパンコール、そして人形たちを用い、鮮やかに立体的に描き出しました。華やかな舞台上で、つぎつぎと衣装を変えていくアリスも見どころ。新しくて、ぬくもりある、清川版『アリス』の誕生です。

感想・レビュー・書評

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  • 絵本だからと軽い気持ちで読み始めたらビックリ!内容もぎっしり詰まっていた。
    これは、子供には無理ではないかと思ったが、金原瑞人さんの訳がうまくて子供の心をきっと惹きつける。ちょっと文が長くなったら、〜をどう思う?と問いかけてきたり、「挿絵をみてみよう」と言って絵に興味を持たせたり。
    挿絵が斬新でアリスはリカちゃん人形みたい。
    服や景色は布やビーズやスパンコールでキラキラ。煌びやかな人形劇のようだった。
    手がけたのは清川あさみさんで「アナと雪の女王」の刺繍アートも公開されていたようだ。
    刺繍アートに興味ある方はぜひ。

  • こども部屋のアリス作者のルイス・キャロルの作品です。

  • 世間知らず

  • アリスといえば頭にはヘアバンド,お洋服はエプロンドレスにボーダーソックス。
    でも清川あさみさんが手がけるアリスは,チュールとレースをたっぷり重ねて金糸を刺し,さらにビーズとスパンコールをあしらって華やかに煌びやかに。ページをめくるたびにアリスのドレスが変わります。
    〈めちゃくちゃティーパーティー〉の場面は森の中だというのに,宮殿と見まがうほどの絢爛さ。眩い光の洪水の中でもネムリネズミはゆらゆらと船を漕ぐ。この作品群も間近で見てみたいものです。
    『首をはねちゃえ!』の女王さまのお顔がとっても怖い!
    《2014.05.24》

  • なんかすごく失礼だよね?それに、アリスの髪って切らなくちゃいけないほどのびてないし。ちょうどいい長さだよね?ぴったりだよ。

  • このシリーズは全て持っているが今までとは少し違う試みが素敵な一冊。

  • 清川あさみ『こども部屋のアリス』絵本原画展
    2013年3月8日(金)-4月7日(日)
    入場無料/会期中無休
    11:00-20:00
    ポーラ ミュージアム アネックス
    〒104-0061 東京都中央区銀座1-7-7 ポーラ銀座ビル 3階
    TEL:03-3563-5501
    http://www.pola.co.jp/m-annex/exhibition/upcoming/

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    「清川あさみ名作絵本シリーズ最新作!
    〈不思議の国のアリス〉の世界をえがいた、誰もみたことのない、きらびやかな人形劇。
    「不思議な夢をみるって、すてきだよね。それもアリスがみたようなやつがいい」
    アリス、白ウサギ、ドードー鳥、公爵夫人、チェシャ猫、ハートの女王 ――
    ひとくせもふたくせもある楽しいキャラクターたちがくりひろげる、ゴージャスで、奇想天外な冒険へようこそ!
    〈不思議の国のアリス〉の作者であるルイス・キャロルが、14章という物語の構成はかえずに、長さを1/4にして、子どもたちのためにやさしく書きなおした〈こども部屋のアリス〉。
    布や糸、ビーズ、スパンコールで華やかに描きだされる舞台のなか、つぎつぎと衣装を変えていくアリスをはじめ、鮮やかにいきいきと立ちあがる人形たち……。
    ぎゅっとつまった数々のファンタジックな名シーンが、いま目の前に広がります。
    『人魚姫』『銀河鉄道の夜』など、不朽の名作を現代によみがえらせた絵本シリーズ、女優やモデルを被写体にした写真に刺繍を施していく「美女採集」シリーズ、男性版「美女採集」ともいえる「男糸」シリーズなど、様々な手法と視点で作品を作り上げてきたアーティスト・清川あさみが、新境地となる立体作品により作りあげた〈アリス〉の世界。
    新しくて、ぬくもりある、清川版〈アリス〉の誕生です。」

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著者プロフィール

ルイス・キャロル (Lewis Carroll, 1832-98)
イギリスの作家。本名Charles Lutwidge Dodgson(チャールズ・ラトウィッジ・ドッドソン)。チェシャー州の牧師の家に生まれ、オックスフォード大学クライスト チャーチ学寮に学び、卒業後、同大学の数学講師となる。『不思議の国のアリス』(1865)、『鏡の国のアリス』(1872)の作者として最もよく知られているが、本来の数学者・論理学者としての、また最初期のアマチュア写真家としての功績も高く評価されている。

「2021年 『鏡の国のアリス』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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