鄭義信戯曲集 たとえば野に咲く花のように/焼肉ドラゴン/パーマ屋スミレ

著者 :
  • リトル・モア
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  • Amazon.co.jp ・本 (496ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784898153659

作品紹介・あらすじ

多くの賞に輝いた『焼肉ドラゴン』を含む通称『在日三部作』を一挙収録!再演を待望される三つの傑作には、在日コリアンである劇作家・鄭義信自らの原風景が色濃く滲む。戦争、困窮、差別…激動の昭和を、もがきながら、それでも笑みを忘れずに歩んだ人々の三つの物語。鶴屋南北戯曲賞、読売演劇大賞・最優秀作品賞、紀伊國屋演劇賞個人賞、朝日舞台芸術賞グランプリ、芸術選奨文部科学大臣賞演劇部門受賞。

感想・レビュー・書評

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  • 『たとえば野に咲く花のように』
    昭和26年の夏、ダンスホールで働く女給たちの物語。
    登場する人々、一人一人の感情がリアルで、芝居であることを忘れさせられる見事な戯曲だった。

  • 言葉。
    そしてその境遇をどうしたらいいのか皆目見当もつかないが、やってみたい!
    ちょっとだけ思い浮かぶ世界観。

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著者プロフィール

1957年7月11日生まれ兵庫県姫路市出身。93年に『ザ・寺山』で岸田國士戯曲賞を受賞。その一方、映画に進出して、同年、『月はどっちに出ている』の脚本で、毎日映画コンクール脚本賞、キネマ旬報脚本賞などを受賞。98年には、『愛を乞うひと』でキネマ旬報脚本賞、日本アカデミー賞最優秀脚本賞、菊島隆三賞、アジア太平洋映画祭最優秀脚本賞など数々の賞を受賞した。2008年には『焼肉ドラゴン』で朝日舞台芸術賞グランプリ、鶴屋南北戯曲賞、読売演劇大賞 大賞・最優秀作品賞、芸術選奨文部科学大臣賞、紀伊國屋演劇賞個人賞、韓国演劇評論家協会の選ぶ2008年今年の演劇ベスト3、韓国演劇協会が選ぶ今年の演劇ベスト7など数々の演劇賞を総なめにした。14年春の紫綬褒章受章。近年の主な作品に『エダニク』(19)、『密やかな結晶』(18)、『すべての四月のために』(17)、『パーマ屋スミレ』(16)、『GS 近松商店』(15・06)、『僕に炎の戦車を』(12)などがある。18年公開の映画版『焼肉ドラゴン』では長編映画で初めての監督も務めた。(日本映画批評家大賞作品賞受賞)。

「2020年 『泣くロミオと怒るジュリエット』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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