狼王ロボ (シートン動物記)

  • リトル・モア
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感想 : 4
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  • Amazon.co.jp ・本 (68ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784898154106

作品紹介・あらすじ

布、糸、ビーズで生まれ変わったあの物語。アメリカ・ニューメキシコに君臨したハイイロオオカミ、その名も「ロボ」。気高き野生のオオカミと、人間の、魂の闘い。シートンが描いた、傑作。動物の愛の物語。

感想・レビュー・書評

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  • 狼王ロボは、人狼とまで呼ばれた
    賢くて誇り高い灰色狼。
    ロボをリーダーとする彼らの群れは
    家畜を襲って喰らう為、
    人間はなんとかしてロボを捉えようと
    毒や罠など、あれこれ策をとるも
    嗅覚するどいロボには全く通用せず。

    逆にあざ笑うかの様な痕跡を残してゆく
    数々のエピソードを読んでいると、
    (たかが獣のくせに。)と、ナメてかかる人間なんぞ、ロボにとっては端からただの食料提供者でしかなかったのかも知れない、とさえ思えた。

    ただ、
    ロボが特別優れた能力を持った狼、という事は
    人間側にもそういう者もいるのだ。
    動物と目線をピンと合わせられる者だけが
    勝機を得る事が出来る。

    動物の事を良く知る人が書いた伝記はやはり面白い。
    史実かどうか気になったが、
    私の中では完璧に史実だ。
    ロボは仲間思いで
    勇敢な優しい狼王だった。

  • king ofオオカミ=ロボ
    オオカミの恋愛物語ですね。これは。良著

  • 清川あさみさんの作品が好きで、絵本シリーズもとても美しいです。

  • 多分、それはヴィジュアルを楽しむための絵本。
    いつもの感じよりも少し暗い作品。内容が哀しいから仕方ないか。

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