千年後の百人一首

  • リトル・モア
3.86
  • (9)
  • (8)
  • (10)
  • (0)
  • (1)
本棚登録 : 227
レビュー : 9
  • Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784898154700

作品紹介・あらすじ

言葉と絵——。
ふたりが1000年の時の砂をはらうと、
たった1つの変わらない「思い」が、
切なる100の音楽を奏ではじめた。

日本古典文学の最高峰に挑む。
これが、この世限りの、決定版「百人一首」!

【 清川あさみが布や糸・ビーズで描きおろした百の情景。】
今までの絵札とは全く違う、けれど歌に込められた思いを真摯に表現した一枚一枚は、
新たな百人一首の姿を見せてくれます。

【 最果タヒによる、現代語訳にして新作詩。】
情感豊かな現代の言葉で綴られた新訳は、時に愛おしく、時に物悲しく、
いまを生きる私たちの胸に刺さります。

巻末にはそれぞれの歌が詠まれた背景や詠み人についての丁寧な解説も収録し、
ハンディな造本に、百人一首のすべてが詰まった一冊です。


著者: 清川あさみ+最果タヒ
解説: 網倉俊旨
原画撮影: 朴玉順(CUBE)
ブックデザイン: 祖父江慎+藤井瑶(cozfish)

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
  • 百人一首を、千年後の今に現代の詩として甦らせるというコンセプトに一目惚れ。
    しかも最果タヒさん。札絵は清川あさみさん。
    受け継がれる想いは、今も昔もそう変わらないのだなと古に思いを馳せてしまいました。

    3 私の体の輪郭地表の一部でしかなかった。
    10 生きるために少しずつ忘れていきながら、すれちがう人々の瞳の中にその欠片を、託していく。
    17 星は落ちてきたかもしれない、桜で空が埋まったかもしれない
    21 知っていますか、夜はかならず終わるのですよ
    23 月がぼくをみつけてしまった。
    34 風だけが永遠につづく。
    38 神に、誓いましたよね
    58 久しぶりに連絡をくれたきみが、不安ですと私に言う。

  • 千年、万年、百万年。リボンで繋ごう一億年~

    リトル・モアのPR
    言葉と絵――。
    ふたりが1000年の時の砂をはらうと、
    たった1つの変わらない「思い」が、
    切なる100の音楽を奏ではじめた。

    日本古典文学の最高峰に挑む。
    これが、この世限りの、決定版「百人一首」!

    [清川あさみが布や糸・ビーズで描きおろした百の情景。]
    今までの絵札とは全く違う、けれど歌に込められた思いを真摯に表現した一枚一枚は、新たな百人一首の姿を見せてくれます。

    [最果タヒによる、現代語訳にして新作詩。]
    情感豊かな現代の言葉で綴られた新訳は、時に愛おしく、時に物悲しく、いまを生きる私たちの胸に刺さります。

    巻末にはそれぞれの歌が詠まれた背景や詠み人についての丁寧な解説も収録し、
    ハンディな造本に、百人一首のすべてが詰まった一冊です。
    http://www.littlemore.co.jp/store/products/detail.php?product_id=976&PHPSESSID=56b012cf4f3fe362ee311c61d14a989f

  • こりゃ楽しい!中学の時だったかの冬休みの百人一首覚える宿題にあれば(学習漫画で覚えた)…!

  • 清川あさみさんの刺繍が美しい。

  • 学生時代,古典の学習の一環として,百人一首を一通り暗記させられました。
    今改めて,百人一首を読むと,あのときは小難しかった言葉もなんとなく意味が把握でき,昔も今も人の心に響くものは変わりがないんだなと思いました。

    百人一首が時代を問わず幅広く集められたものだということも,学生時代には意識していなかったことであり,和歌が日本の誇るべき文化であると再認識しました。
    個人的には,巻末の解説が特によかったです。

  • 百人一首の世界を、最果タヒさんによる瑞々しい言葉と、清川あさみさんの鮮やかで美しい作品で表現した、アートな1冊。
    使用されている紙の質感や構成、レイアウトなんかを見てもとてもこだわりが感じられ、美しい。
    巻末には解説もついている(辞書なみに小さい文字で見づらいのが少々残念だけれど)ので、読みこむのも面白い。
    とはいえ、順番にきちんと読もうとすると疲れるので、自分がもともと好きな歌であったり、パラパラと見て気に入った言葉やビジュアルから入るのが良いかもしれない。

  • 読んでる途中でつかれてしまった。
    一首ごとに独立した短歌なので、連続性がないことがつらかった。

    詩もグラフィックもうつくしかったし、いい本なんだろうなとは思う。思い出したときにぱらぱらと読みたい。

  • ブックデザインがしゃれてます。特に清川さんの絵?がいいんです。個人的には、大江千里の鹿の絵が好きです。ただ絵にも訳にもバラツキがあって...私の大好きな最果タヒさんの訳が、元歌に負けている。残念です。「千年前の百人一首」恐るべし!!!

全9件中 1 - 9件を表示

著者プロフィール

1979年生。2003年より写真に刺繍を施す手法を用いた作品制作を開始。展覧会多数。代表作に「美女採集」、「コンプレックス」シリーズがある。広告、CM、衣装、アートディレククターとしても活躍中。

「2016年 『Ⅰ:Ⅰ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

清川あさみの作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

千年後の百人一首を本棚に登録しているひと

ツイートする