おんがくはまほう

  • リトル・モア (2024年4月3日発売)
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本 ・本 (32ページ) / ISBN・EAN: 9784898155813

作品紹介・あらすじ

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たちまち重版!メディア紹介も多数!
読売新聞、毎日新聞、東京新聞、聖教新聞、しんぶん赤旗日曜版、講談社コクリコに取材記事、「MOE」、「この本読んで!」、共同通信に書評掲載!
NHKラジオ「ふんわり」、J-WAVE「STEP ONE」、「WORLD AIR CURRENT」にゲスト出演!
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音楽は、どんな気持ちも伝えてくれるよ。
音を鳴らせば、ワクワクするような出会いがきっとある!

NHK交響楽団の特別コンサートマスターを務め、
「音楽は世界をつなぐ」と子どもから大人まで広く伝えてきた
人気ヴァイオリニストの“マロさん”こと篠崎史紀による、初の絵本。


贈り物にもぴったり! お子さんが音楽に出会う、さいしょの扉をひらきます。


猫のマロくんは、この街に引っ越してきたばかり。
なかなか友だちができなくて、ひとりぼっち。
あるとき、大好きなヴァイオリンを弾いていると、小鳥がやってきた。
「いっしょに演奏したいのかな?」
マロくんが毛をピンッとぬいて「マロマロ・テュッティ♪」と唱えると、
たちまち楽器があらわれた!
犬も、うさぎも、ふくろうも、クマやトラやワニも…?!
みんなが集まり、さあ、合奏のはじまりだ♪


さびしかったマロくんの心が、音楽のまほうでどんどん晴れていく。
音楽があれば、言葉もちがいも超えてつながれる。
友だちの輪もどんどん広がる。
その楽しさを、ワクワクしながら実感できる絵本です。


◆対象年齢は2歳から。リズミカルな文章は読み聞かせにぴったり
◆色鉛筆と水彩絵の具でていねいに描かれた絵が、とってもかわいい!
◆弦楽器や木管楽器など、いろいろな楽器が登場。それぞれどんな音がするのかな?
◆巻末に、篠崎史紀さんによる【8つの楽器紹介+楽器別のおすすめ曲リスト】付き
◆音楽が好きなお子さんにはもちろん、音楽に親しむはじめの一歩にもおすすめ


「音楽は人類が創造した最高のコミュニケーションツール!
人種、言語、宗教、ジェネレーションギャップをも超えて
出逢った人を結びつけてくれる魔法のアイテムだと私は信じています。
あなたも音楽の魔法をかけてみてください。きっと素敵な出逢いになりますよ」
(篠崎史紀さんによる「あとがき」より)

感想・レビュー・書評

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  • 『おんがくは まほう』原画展が開催されます。 — リトルモア
    https://littlemore.co.jp/2024030701-2

    篠崎史紀 | オーケストラ・メンバー | NHK交響楽団
    https://www.nhkso.or.jp/about/member/detail/fuminori-maro-shinozaki.html

    Koh Murao Artworks – 村尾 亘 -Illustrations, Paintings, Picture Books-
    https://koh-murao.com/

    『おんがくは まほう』 篠崎史紀・文 村尾 亘・絵 — リトルモア
    https://littlemore.co.jp/isbn9784898155813

  • <マロ>は、大きな鞄と大好きなヴァイオリンを持って、この動物たちの棲む街に引っ越してきたばかり。マロには、まだ友だちがいません。「あそぼう❢」と話しかけても、みんな困った顔で、何処かへ行ってしまいます。仕方ないので、ヴァイオリンの練習をしていると、窓枠に小鳥がとまり、音楽に合わせてさえずり始めたのです…マロは「そうだ❢」と思い立ち「マロ・マロ・テュッティ❢」と唱えると、小鳥の吹くフル-トが現れたのでした❢…〟「言葉が通じなくても、音楽は出逢った人を結び付けてくれる最高のコミニュケ-ションツール」をテーマにした出会いの絵本。「テュッティ」とは、音楽用語で「一緒に演奏する」という意味だって。

  • MAROこと篠崎史紀さん自身がモデルの、子猫のマロが、言葉も分からない街に、ヴァイオリンを持ってやって来ます。言葉は通じなくても、音楽を楽しもうとする気持ちは、笑顔とともに広がっていく、それこそが魔法! みんなが仲良く、世界が平和に幸せになるように、“Tutti”!

  • 音楽は魔法!
    姿や見た目が違っても、言葉が通じなくても音楽があれば楽しくおしゃべりができる!
    音楽は自分の気持ちを伝えることができる!
    最後のページの楽器紹介もステキ!

  • 2024 N響コンマス 篠崎史紀さんの絵本

    おんがくは言葉をこえた魔法というコンセプト

    篠崎さんのことをみなマロと呼ぶらしい
    そしてねこのマロは
    「マロマロ・テュッティ!」と魔法でいろんな楽器を出す

    テュッティはたぶん tutti

    ねこのマロ ヴァイオリン
    ことり フルート

    いぬ チェロ
    アヒル ヴィオラ

    うさぎ ヴァイオリン

    フクロウ クラリネット
    いのしし コントラバス
    しか ホルン

    くま たいこ
    ワニ ウッドブロック
    とら シンバル


    うしろのページのおすすめの曲はよき

    フルート
    フォーレ シシリアーノ
    ビゼー アルルの女第二組曲間奏

    ヴァイオリン
    メンデルスゾーン ヴァイオリン協奏曲
    ブラームス ヴァイオリンソナタ1番

    コントラバス
    サンサーンス 動物の謝肉祭より象
    ボッテジーニ コントラバス協奏曲

    クラリネット
    モーツァルト クラリネット協奏曲
    モーツァルト クラリネット五重奏曲

    ヴィオラ
    フックス 幻想的小曲集
    ベルリオーズ 交響曲イタリアのハロルド

    チェロ
    フォーレ エレジー
    ラフマニノフ チェロ・ソナタ

    ホルン
    リャルト・シュトラウス ホルン協奏曲
    プーランク ホルンとピアノのためのエレジー

    パーカッション
    シチェドリン カルメン組曲
    ハリソン ヴァイオリント打楽器のための協奏曲

  • おんがくはまほう、というタイトルなのですが、主人公のネコくんが、自分のヒゲを引っこ抜いてひねるとシャボン玉とともに楽器が生み出されるというすごい魔法が出てきて、音楽の魔法度が相当薄まっているように思います。音楽の魔法よりそっちが凄くない??ってなってしまう。しかもなんでそんな魔法が使えるのか、そもそもそれはなんなのか(魔法?)何の説明もありません。
    言葉の通じない国にやってきて、音楽で心通じる話なら、楽器を無から生み出さなくても…森の中にカンガルーとワニとトラとクマが一緒に生息していたりして、いろいろいい加減な設定。

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著者プロフィール

愛称“MARO”。1963年北九州市小倉生まれ。3歳より両親の手ほどきでヴァイオリンを学ぶ。81年よりウィーン市立音楽院に留学。コンクール受賞実績を重ねつつ世界各地の国際音楽祭に招聘されるなど幅広い活動を行う。88年帰国、群馬交響楽団や読売日本交響楽団のコンサートマスターを経て、97年よりNHK交響楽団コンサートマスター。桐朋学園大学及び東京藝術大学非常勤講師、昭和音楽大学客員教授。NHK Eテレ「クラシック音楽館」案内役も務める。

「2022年 『MAROの“偏愛”名曲案内』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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