伊福部昭綴る: 伊福部昭論文・随筆集

著者 :
制作 : 小林淳 
  • ワイズ出版
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本棚登録 : 22
感想 : 2
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  • Amazon.co.jp ・本 (174ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784898302675

作品紹介・あらすじ

伊福部昭生誕100年記念出版。日本楽壇の巨星・日本映画音楽の開拓者・伊福部昭幻の論文・随筆類をここに集成。

感想・レビュー・書評

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  • 伊福部昭は釧路生まれの作曲家。出自は「因幡国の豪族」で、先祖は神話時代の伊福吉部徳足比売(いほきべのとこたりひめ)なるお人まで六十六代もさかのぼれるという、めちゃくちゃに由緒ある家柄の人なんですね。

    後には東京芸大の学長まで務めた人ですが、音楽人生的にはちょっとハミ出したげな経歴なのが面白い。

    中でも、釧路での子供時代にアイヌの人たちと親しく交わったということで、本書の中にある「アイヌ族の音楽」という一章では、彼らの音楽像について詳細な考察をしているところが大変興味深かったのです。

  • 生誕100年!かなり吃驚してます。無茶苦茶モダンな方だったんだ。。。

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    「代表作「ゴジラ」や「ビルマの竪琴」、さらに「座頭市」シリーズなどで有名な映画音楽の巨星・伊福部昭が語る現代音楽論をここに集成! 伊福部昭は音楽ばかりじゃない、彼は名文筆家・文明批評家でもあった。生誕100年に向け、その相貌に迫る。伊福部昭、初のエッセイ集!」

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著者プロフィール

1914-2006 作曲家、文化功労者。北海道帝国大学卒、東京音楽学校(現東京芸術大学)講師、東京音楽大学学長、門下に芥川也寸志、黛敏郎らがいる。クラシック作品の他に、『ゴジラ』等の映画音楽やバレエ音楽でも著名。主著に『管弦楽法』。

「2012年 『伊福部昭 交響頌偈「釈迦」』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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