- Amazon.co.jp ・本 (236ページ)
- / ISBN・EAN: 9784898311639
作品紹介・あらすじ
肚黒い白人の植民地支配からアジアが独立できたのは、本当は日本軍のお陰だった。-「昭和の戦史」はウソばかり。
感想・レビュー・書評
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不当かつ事実に基づかない内容も含まれている東京裁判史観の影響を大きく受け、過度に自虐的な日本人にとって、アジア・太平洋戦争の実態を見て正しい見方を身につけることは非常に大切なことである。
しかし、本書にあるような過度に右派的で、一部事実に基づかない歴史観もまた間違いであると思う。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
●司馬は乃木の評価が酷い。人格含めて全否定する。彼の柔軟さ、歴史を学ぶ姿勢を評価すべきだった。
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いつもの偏見自在とは出している雑誌の種類変わりまして。
比較的長めのコラムをまとめた大日本帝国軍にテーマを
絞った作品です。
相変わらずですが「切れ味キレッキレッ」ですな -
10章からなっていて、読みやすかったが、内容が内容なだけに読むのがつらかった。しかし、まぎれもない事実。
日本人は、そして、アジアの人は、この現実を直視しなければいけない。太平洋戦争の意義は、当時は日本とタイの人しか理解していなかったのかもしれない。だが、以前ベトナムに旅行した時に、ベトナム人のガイドが、「ベトナムが独立できたのは太平洋戦争を戦ってくれた日本のおかげです」とスピーチしたのを聞いて、涙が出そうになった。伝わる人たちには伝わっている。
今も、植民地解放のきっかけを作った日本に対して、「このやろう」と思っている白人国家は多い。植民地を手放すことによって貧乏国家に戻ったわけだから。 -
日本と朝鮮の最大の違いは奴隷制度。朝鮮では40%もの比率だった。日韓併合したときの韓国には戸籍がなかった。女性には名前も無かった。
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ワルイ奴らに囲まれた日本が無性に愛おしくなる本。
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途中でやめ
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週刊新潮で名物コラムを書いている元、産經新聞の高山正之さんの著作。明治〜太平洋戦争終結時を軸にアジア各地の戦争および戦争の状況を取材しか書いている。
戦後の「自虐史観」を質し、事象や事件の再評価を進めようとしている。
アジアにおける日本の行為には当のアジア国家からも批判が多いが、それぞれの国、地域において戦前の日本(軍)の進出に不利益を被った人と利益あるいはアジア独立の希望を見い出した人がいるということ。その区分が「身分」に基づくことが多そうだということが分かった。
ここは近世以降、階級がなくなった(江戸時代の士農工商は階級ではなく身分)
高山氏の認識の正否を取り合えるよりも、戦前・戦中の行為もこうした複眼的な視点で見られているということを認識することに価値がある本。 -
WW2について、最近になって色々と見直されてきたり戦後のプロパガンダを検証しようという流れがあるということで、元産経新聞の記者さんが実地を足で回りつつ書いた本。ちなみに朝日新聞の行った戦後プロパガンダ・自虐史観・日本は悪かった論について非常に憤りを持っておられる、という風にスタンスを明確に(まぁタイトルと出版社で分かりますが)している本です。
個人的に一番面白かったのは先日読んだ明治三十七年のインテリジェンス外交――戦争をいかに終わらせるか(http://booklog.jp/asin/4396111983)などでいわれているルーズベルト氏は親日派論を全力で覆したあたり。人種問題やハワイ、日本が(自国の利益のためでもあるけれども)当時理想としていた世界観と他の列強諸国にとっての理想の違いがどれほど隔たっていたかについて改めて考えさせられる一冊でした。
日本にとっての戦争と、他国にとっての戦争の意味合い(戦争観でしょうか)や行動原理、インセンティブシステムや、スタンスがあまりにも違っていて、同じ言葉で語っていてもこれでは現代ですら意思の疎通が困難ではないかとおもってしまいます。また、それだからこそ「戦後の問題」の処理について海外の利権・プロパガンダを糺していく前に国内世論をどのようにバランスよく、事実に基づいて収束させていくかというのも非常にハードルの高い問題だなと考えさせられました。でも、できれば当時の方々が生きているうちに事実と違うところ、戦後の価値観で語ってはならないところは明るみにできないものかとは思います。。。 -
maruzen sep 15,11
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