間違いだらけの原子力・再処理問題 (WAC BUNKO)

著者 :
  • ワック
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  • Amazon.co.jp ・本 (203ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784898315811

作品紹介・あらすじ

原子力に関するメディア報道は、原子力の「必要性」や「安全性」や「国民がそれにどう依存しているか」について、冷静になされていない。今回、原子力のなかでも重要なテーマである「再処理問題」について分かりやすく解説した。

感想・レビュー・書評

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  •  再処理の研究をしておられる人が書いた、六ヶ所村は必要ですよ本(←超かみ砕いた表現)
     今この人はネット上でどんな発信をしておられるのかなーと思って調べたら、その直前に読んだもんじゅの本の人との対談記事を見つけた。
     すごい……同じ事象について語ってるのに、解釈が180度違う。

     こちらの本も、ともすれば専門的になりがちな事柄を、かみ砕いてわかりやすく書かれておられました。放射能の基本的なこととか、改めてお勉強している気分。
     ……とはいえこちらも、最近ニュースやネットで仕入れた前提知識があればこそ、サクサク読めるという皮肉な状況なわけで。

     結局放射能の問題は解釈次第というか、一つの物事をどう説明するかでガラッと印象が変わるのだなぁと。
     放射能の身体に及ぼす影響とか、前に読んだ内部被曝の本と主張がまるっきり違う。
     どの資料を取り上げるか、ものごとをどう解釈するか、放射能の影響をタバコと比較するか環境ホルモンと比較するか、1970年代の核実験華やかなりし頃の余波を実績と見るか脅威と見るか、そんなことでも全然違う。

     私は念には念を入れたい派、つまり「だから安心ですよ!」に「ああよかった♪」とは到底思えない感性を持つ側だけど、でも、こういう考え方に至る過程はわからなくもない。
     結局最終的には、どんな事実を見たいか、あるいは見たくないか、なのかな……

  • 原子力・再処理問題について,定性的な議論ばかりだけでなく,定量的な議論も必要.自分の研究へのモチベや興味をた向上させるためにも読んでみた.苦笑

    なるべく噛み砕いた表現を用いようという意図が感じられた.周辺知識がなくても読みやすいのでは.

  • 38ページ

     再処理工場から放出される放射性核種は、炭素14やトリチウムなど自然界にも存在おり
        ◆存在おり→存在しており126ページ

     再処理路線は、プルトニウムを閉じたサイクルの中に閉じ込めるので、「Closed Cycle(閉サイクル)と呼ばれ、
        ◆「Closed Cycle(閉サイクル)→「Closed Cycle(閉サイクル)」


    130ページ

     全員に目隠しをしてもらい、像に手で触ってみて、象という動物が…
        ◆像に→象に

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