私は、なぜ日本国民となったのか (WAC BUNKO)

著者 :
  • ワック
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レビュー : 30
  • Amazon.co.jp ・本 (189ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784898316177

作品紹介・あらすじ

「わが日本人よ、国家意識をもちなさい!」いま、彼女は、日本人としてこの国の最前線で戦おうとしている。

感想・レビュー・書評

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  • 日本のことをあまり知らないで、テキトーに日本のことを悲観的、自虐的に見る若者ってどれだけいるだろう。この本を読んで、日本人であることに誇りを持つとともに現在の日本の台湾に対するスタンスに羞恥心を覚えた。

    涙腺刺激されまくり。みんな読んだ方がいい。

  • 台湾人として生まれ、戦後中国人率いる国民党の支配、弾圧を経験し、中国人による支配と戦った著者が、なぜ日本に帰化したのか。著者が今日本人に国家意識の大切さを語りかける。

  • 日本について知りたくて読書。

    著者の本は数冊読ませてもらっている。その中でも著者の生い立ちから帰化までを詳しく紹介している1冊。

    あとがきに代えてで取得した日本のパスポートについて書かれている。私も2001年に初めてパスポートを取得して海外へ行くようになった。しかし、それでも比較対象がないのでビザなしで入国できるのは当然くらいに思っていた。その後、外国籍の知り合いと接するようになって、日本のパスポートの力、つまり、それが日本の国際信用力なんだと知った。

    感銘を覚える内容にいつもファーストクラスを利用しているなんてさらっとを書き入れるあたりが実に著者らしくていい。

    著者からは日本について考えさせてもらえることが多い。本書に登場する思考停止の代表格の故松井やより氏とのやりとりや、靖国神社での講演は、YouTubeに残っている。いずれも著者の方が筋目が通っていると私は思う。

    日本人が台湾について反省するべきは戦前よりも戦後。これは多くのに日本人が認識していない。東日本大震災での台湾からの多額の支援などで、日台関係が話題となっているが、私も含め日本人はもっと台湾を知る努力をする必要があるのだと思う。中国が大国になりつつある今だからこそ。

    台湾の将来に失望し、帰化した著者。しかし、期待していた自民党の政権復帰と安倍晋三氏の総理再任は実現した。著者には今後も元氣に日本人に厳しく指摘をし続けて欲しいと願う。

    読書時間:約1時間5分

  • 私は、なぜ日本国民となったのか (WAC BUNKO) [単行本]
    金 美齢 (著)
    1934年台湾生まれの金美齢は、1959年に早稲田大学文学部に留学した
    10年在学したとのことなのでキャンパスですれ違っているはずだ。

    在学中に台湾独立運動に參加,夫とともに活動を続けた。
    しかし2009年に日本国籍を取得している。

    なぜか?
    台湾独立運動は、戦後台湾を支配した中国、国民党政権への抵抗であった。
    活動参加者は、強権政権による突然の逮捕、死の危険があり、長く帰国することも出来なかった。
    金美齢自身、父の臨終にも立ち会えず、葬式に出ることも出来なかった。帰国できたのは31年後であったという。

    チベットやウイグルをはじめ、周辺を飲み込んでゆく中華思想、国民党及び中共中国に対する、明確な拒否がバックボーンとしてある。

    その台湾が今、馬英九親中国政権になり、経済的に、そして次には政治的に中国、中共に飲み込まれようとしている。
    「チベットで起きていることは、将来、台湾にも起こる」
    中国に抵抗する次の最前線は、今や日本である。日本人としてその抵抗を実現するしかない・・
    台湾独立の可能性が見えない台湾の現状への諦めがあり、その苦しさを抱えながら踏み出した新しい一歩がある。

    尖閣諸島どころか沖縄は中国のものだであるという中国人の主張はもう始まっている。その次は日本の「徳化」なのだ。と日本人に警鐘を鳴らしている。

    日本の台湾への向かい合い方は、戦前よりも戦後が問題である。
    日本人は1945年と1972年と2回台湾を見捨てている。
    普段、ほとんど関心も持たずに来ている。

    日本統治時代台湾には、産業が興り、本土より早く上下水道が整備されるなど
    日本文化、日本精神が育っていた。それは良いものであった。
    今の繁栄の基礎は日本統治時代に作られたものだ。

    中国と日本の決定的な違いは「公」という観念の有無だ。

    「台湾で終戦を迎えた11歳まで私は日本の勝利を願う軍国少女であった。」
    「台湾に自由化、民主化をもたらした李登輝元総裁の兄をはじめ
    靖国神社には27800人の台湾人が合祀されている。」
    「靖国神社を思う時の私は、日本と台湾という二つの祖国の歴史が重なりあう中に、居場所を感じていたのである。」

  • 日本人で、生まれ 育った 私は 今 一度 自分の 国を 愛すべきだと痛感 した。 日本人で あることに 背筋を 伸ばして 堂々と 生きて行きたい。この本に 出逢えて 感謝してます。

  • 台湾のこと全然知らなかった。
    日本とどういう関係があって現在に至るのか。

    もっと自分の国のことを好きになっていいんだなあ。
    戦前の日本精神に恥じないように日本人として生きたい。

  • あたりまえを実感するのは難しい。あたりまえのことがあたりまえでなくなるかもしれない事を考えさせてくれた本。

  • テレビで見て熱い人だと思っていたら、やはり熱い人だった。
    台湾と中国、日本の状況が読んでいてよくわかる。
    やはり台湾に生まれた人ならではの行動と考え方。

  • 祖国がきちんとしてること、そしてそれが祖先の日本人の知恵とたゆまぬ「道徳に基づいた生き方」のたまものだとよくわかる。
    感謝。

  • 金美齢さんの台湾にかける思いが伝わる一冊

    台湾を独立させるために戦った一生と
    先の台湾の政権交代により、国民党にわたった政権
    中国との関係を強化する姿勢を憂う

    国家意識のない日本人に、日本人として、国家観、歴史観をもたなければならないと説く。

    日本のために、台湾のためにこれからも活動し続けることを応援したい。

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著者プロフィール

評論家、JET日本語学校名誉理事長

「2017年 『凛とした老い方』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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