馬渕睦夫が読み解く 2021年世界の真実 (WAC BUNKO 326)

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  • ワック
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  • Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784898318263

感想・レビュー・書評

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  • 今振り返るとトランプは落選して、岸田総理になり、でも世の中は著者が心配した方向へは悪くなっていないなと。ただウクライナ戦争が起きてしまったが。
    本人も自覚しているとおり、いわゆるユダヤ陰謀論的な考え方で、グローバリスト、ディープステートの工作にのらず自国ファーストを貫くべしという主張。トランプ推し。自国ファーストは自国以外どうでもいいとかって思っていたが、自国を大事に思うなら当然指導者は自国民を大切にすべきで、他国も同様に自国を大切にした上で調和するという、「なるほどそういう見方があったか」という意味では視野が広がった。
    予想に反して東京オリンピックは開催できたし、スウェーデンのウィズコロナも実際どうだったかって評価はいろいろあったと思うし、日米ロのナショナリズム対中のグローバリズムってのもホントにそうかは微妙なんだけど。また新しい本出したらトランプが再選したらウクライナ戦争はなかったんじゃないかって言ってそうだな。

  • ●アンティファは極左暴力革命家集団。アメリカの主流メディアや民主党は、あたかも自由を求める闘士であるとして擁護しました。
    ●危機管理の常道は、最初に大きく出てそして緩める。
    ●恐怖を煽ることで、どんなメリットがあるのか。横文字を使いすぎるのは扇動的。
    ●救ってくれるのは国家であり、WHOなどの国際機関ではない。
    ●日米対中露と言う図式はありえない。プーチンの足を引っ張っているユダヤ系ロシア人は、トランプの足を引っ張っているユダヤ系アメリカ人と同じ国際ユダヤ勢力です。
    ●アイデンティティー・ポリティクス(差別強調政治)が社会を分断する。
    ●ユダヤ人は、セファルディー系とアシュケナージ系に分かれる。パレスチナに住んでいた有色人種のセム系以外のユダヤ人が、世界で半分近く存在する。白人種です。ディープステートの構成の多くはその中から。
    ●官僚や経済界首脳の発想では「中国奴隷経済」からの脱却はできない。コロナの時に中国から部品が来ないと報道しましたが、正式には「中国に進出している日系企業からの部品が来ない」。中国が重要なわけではない。東日本大震災の教訓を学ばないといけない。サプライチェーンは大事だ。
    ●お金を右から左に動かすだけで何億円と儲ける人と、日々病院の掃除をしながら時給1000円の人がいるような格差社会になっていいのか?と言うことが、今回の武漢肺炎危機を機に、身に染みて感じられるようになってきました。

  • 県立図書館で借りて読んだ。
    ディープステートの考えは正しいのか?かなり当たってるようにも思うが、考えすぎと感じる部分もある。

  • ディープステイト、世界を操るユダヤ系資本家たち。世界動向、情勢の真実が語られていて読み応えがありました。

  • 良い本。

  • 購読しているメルマガからリンクで購入。トランプ政権vsディープステートvs中国共産党という構図で、直近の情勢を捉え直す、というコンセプトは面白い。ただ、後半は論理が飛躍していって、瞑想しつつ希薄化していく印象。さっと読み飛ばす程度で十分かな。

  • トランプさんにならないと世界は大変みたいだよ!

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著者プロフィール

元駐ウクライナ兼モルドバ大使、元防衛大学校教授、前吉備国際大学客員教授。
1946年京都府生まれ。京都大学法学部3年在学中に外務公務員採用上級試験に合格し、1968年外務省入省。
1971年研修先のイギリス·ケンブリッジ大学経済学部卒業。
2000年駐キューバ大使、2005年駐ウクライナ兼モルドバ大使を経て、2008年11月外務省退官。
同年防衛大学校教授に就任し、2011年3月定年退職。
2014年4月より2018年3月まで吉備国際大学客員教授。
著書に『国難の正体』(総和社/新装版:ビジネス社)、
『知ってはいけない現代史の正体』(SBクリエイティブ)、
『米中新冷戦の正体一脱中国で日本再生一』(ワニブックス/河添恵子氏との共著)、
『天皇を戴戦くこの国のあり方を問う 新国体論一精神再武装のすすめ』(ビジネス社)、
『国際二ュースの読み方 コロナ危機後の 「未来」 がわかる!』 (マガジンハウス)など多数。
未来ネット 【ひとりがたり 馬渕睦夫】、 チャンネル桜 【桜無門関 馬渕睦夫x水島総】レギュラー出演中。

「2022年 『道標 (みちしるべ) - 日本人として生きる -』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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