シャドウ・エフェクト

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  • Amazon.co.jp ・本 (304ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784899762706

感想・レビュー・書評

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  • コーアクティブ・コーチングを学ぶ過程で、大きなインパクトをうけたのがマリアン・ウィリアムソンの言葉。

    「私たちが最もおそれているのは、自分が周りから浮いて、孤独になることではない。私たちが本当におそれているのは、自分が想像を絶するほどにパワフルな存在だということだ。私たちをおそれさせるは、闇ではない。自分自身の光だ。私たちは自分にこういう風にといかける『光り輝き、魅力的で、才能にあふれ、すばらしい自分って、一体どうな人だろう?』でも実はもう既に、あなたはそういう存在なのだ。
    あなたの天の子だ。あなたが小さくまとまって生きる事は、全く世の中のためにはならない。周囲の人の居心地が悪くならないように自分を縮こめて生きる人生には真にのぞむ変化はおこるはずもない。私たちは、内なる輝きを実現するために生まれてきた。私たちが光を放つことで、人も同じように輝く許可を与えることになる。私たちが自分自身への恐れから解放されるそのとき、その存在が自ずから廻りの人を解放することになる」

    というわけで、マリアン・ウィリアムソンの本を読もうと思って、共著ではあるが、この「シャドウ・エフェクト」を読んでみた。

    自分のなかにある、いやなもの、ネガティブなものをしっかり見つめることで、それを否定したり、抑圧するのではなく、それを統合したり、超越したり、することで、全体性を回復できるという感じかな。自分のなかのシャドウは、本来の自分を取り戻すキーである。

    かなり共感した。

    ただし、マリアン・ウィリアムソンの担当したチャプターは、他の2人の著者とトーンが違ってる感じ。大きな見方としては、同じものを違う角度から話していることなんだろうけど、かるく混乱したかな?

  • 人間の潜在意識及び表面意識に巣食っている、「悪しき」感情部分、エネルギー部分である、いわゆる「影」に関する書籍。

    個人的に無意識領域の影がひどく人生の大問題であり、いつかはユング等の、それに関する本をまとめて読んで知識を得なければ…と思っていたが、その願望に適した本に運良く出会えた。

    それと同時に知りたかった「投影」についての解説も詳細で素晴らしい。この本でそれら分野に関しては全てが事足りた感じ。

    チョプラ氏の著作ということでこの書籍を見つけたが、そのテーマに関して3人の著者の考えが一冊にまとまっていて非常に素晴らしい書籍。

    要旨は本のカバーや帯に記されている事柄そのものであるが、各者がこれでもかという具合にそのシャドウの性質等を繰り返し説いている。

    三者の見解はほぼ一致だが、視点が異なっていたり多少相違部分があった。

    個人的には1部から順番に熟読し、その部分だけで理解が深まったが、人それぞれに読む順番を変えても良いかもしれない。

    とりあえず、シャドウの部分という人生でのブレーキ、障害に対処できれば、他の問題の大部分も解決できるような気が。今まで真に向き合えなかった「それ」が可能になるような詳細な知識が理解できた。(具体的な方法論、瞑想法などは別)

    本題のシャドウ・エフェクトの意味は、第2部の著者の部分で詳細に書かれている。(非常によく分かり理解できる事柄!)

    この本の事柄がベストセラーになったり共通認識になれば、個人や世界が大幅に変わってくるのに...と、想ってしまった。

    以下大まかな個人的メモ
    ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
    最初のチョプラ氏、プロセスを理解する事等に重点。
    シャドウの謎を解き明かすほうが先決
    3つのセクション

    1:妄想の霧:シャドウが生まれる理由
    2:脱出方法:いかに軽減するか
    3:新たな現実、新たなパワー:取り除いた後、

    第二部のデビー氏の部分は実体験で説得力が有った。その影の部分にもパワーが有るという事。

    ・ペルソナを作り上げたゆえの、対比としてのその抑圧のシャドウ の解説。

    ・シャドウエフェクト攻撃の説明
    ・他者に投影 を重点
    ・シャドウの中の前向きな性質!!
    光の影!!暗黒面同様そちらも隠してしまっている。
    ・シャドウの贈り物

    第三部 マリアン・ウィリアムソン
    より宗教的な俯瞰的な視点。影を遥かに凌駕するその根源の光と、愛を重視。超越。

    ・影の狙い、死に至らしめること
    ・影そのものが・・ではなく、影の力に影響され、私達が何かをしてしまう。
    ・シャドウ・・むしろ光が欠如している場所
    ・シャドウ、はっきり言えば、あなたの幸福を願っている存在。
    ・愛を受け取る、示す。自分の中の愛の存在を思い出す。
    ・瞑想で光の部分を育てる その種の光の部分、内省的沈思思考でしか得られない
    ・沈黙という筋肉を身につける
    ・シャドウ自体は幻
    ・愛の優位性重要性
    ・源からの分離が原因 その一つの理由だけで、シャドウが広がる
    ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
    一言では言い表せない程、ほぼ全ての部分がためになった。

  • そうか。ポジティブになれない時も認めるんだね。落ちたときの自分を認める。大事なのは良い感情・悪い感情のどちらにも振り回されないことなんだ。

  • 今回は「シャドウ・エフェクト」について紹介します。

    オーラソーマを使用していると、ときどき好転反応のような現象に直面することがあると言われていたりします。よくあるのは、今まで気づかなかった自分の側面に気づいたり、自分の見たくない側面を見ることになったり、ということです。

    オーラソーマは意識の光をもたらすことであり、エネルギー的にはバランスを回復することで、元気をもたらし(オーラを活性化する)、自分を愛する(魂をケアーする)ものなのに、一時的にしろ、ちょっと辛いようなことが起こったりするのはどうして? と思うことがあるかもしれませんね。

    でも、それがどういう原理でそういうことが起こるのか、ということがわかっていれば、安心して対処することができます。

    そのことを理解するのにうってつけの本が、この「シャドウ・エフェクト」ディーパック・チョプラ、デビー・フォード、マリアン・ウィリアムソン著 VOICE 発行 の本です。

    サブタイトルは「シャドウには、人生を一変させるギフトが詰まっている」

    まさにチャレンジからギフトへ、という2番目のボトルのプロセスでもありますね。

    最近のオーラソーマの傾向としては、ギフトに着目することに比重を置いています。
    それは自分のギフトや強みと充分につながっていないとチャレンジの側面にも対応しにくい、という現実的な配慮もあります。

    しかし、現実にはチャレンジは避けては通ることはできない局面であり、そのときにチャレンジをチャンスと考えられるのか、それともくじけて落ち込んでしまうのかは、その人の人生の方向を決めるほどに大切なことです。

    そういうときに自分の位置がわかって、向かうべき方向性、ヴィジョンが明らかになっていれば、くじけずに立ち向かっていくこともできます。

    「誰もがシャドウ(心の闇)を持っている。シャドウを否定すると、シャドウに人生を奪われる。しかし、その存在を認め、光を当てた瞬間、人生を一変させる恩恵と変容がもたらされる」ということをこの本では語っています。

    誰もが幸せになりたい、理想の人生を送りたいと思っています。
    でも現実にはそうならないで、辛い思いをしてしまう。
    自分は良くなろうとしているのに、なぜかいつも逆のことをしてしまう。
    こうすればいいとわかっているのに、できない自分。
    人間関係がうまくいかなくなったり、怒りや嫉妬に我を忘れてしまう。

    それは、私たちが拒否や無視し、人からも見えないようにしている自らの暗い部分「シャドウ(陰の部分)」の影響のせいにほかならないのです。

    でも実は、意外なことに、このシャドウこそが、私たちの本来の力強さ、幸福感、自らの夢を実現するための暴力を解き放つ鍵となる、というのです。

    ちょうど太陽の下でいつも影がついてくるように、私たちはどんな努力してもその影からは逃れられません。

    しかも、その自分の闇の部分を拒んだり、抑えつけようとすると、さらに痛み、苦しみ、後悔、あきらめを感じることになってしまいます。

    その影の部分に主導権を握られ「シャドウ・エフェクト」(影の影響)に乗っ取られることになってしまいます。
    その影の部分が私たちの選択を左右しはじめるのです。

    そうなると、自分が何を食べるか、どの程度お金を使うか、何に熱中するかということさえシャドウが決めてしまいます。
    シャドウは私たちに予想外の言動をとらせたり、悪癖や無駄な繰り返し行為に没頭したりするように仕向けます。
    そのようにして本当の自分の人生を歩むことを阻もうとするのです。

    しかし、「そのシャドウ(影)と向き合えば、怖れていることと正反対のことが起きる。
    その中身と向き合えば、人生を急激に、そして前向きに変えてくれるパワーを見つけられる」のです。

    では、どのようにそのシャドウに向き合い、どのようにすればそのパワーを見つけることができるのでしょうか?

    詳しくはこの本を読んでいただきたいと思いますが、少しだけヒントを書いておきたいと思います。

    http://ameblo.jp/aurasoma-unity/entry-10953152733.html

  • ざっくり言えばスピリチュアルな本。
    こういう本を読んだのは、今まで殆ど無かった。
    今の自分にはけっこう刺さる感じ。
    今、肥大化したシャドウがいる。間違いなく。

  • 購入しました。

  • 気功でも仏教でも「心の中の、目をそらしたい部分」というのは出てきますが、西洋的にはこういう説明の仕方をするのか、、うまいこと表現するなーっていう感じで、斬新でした。
    ビジネス書としてもいいと思います。
    速読法を使って何回も読んで記憶に残していっています。自分でシャドウに気づき、対処していけると一番いいですよね^^

  • 自分を許容するということは
    批判していたり
    悪態をついている自分も含めて自分だということ
    もう一度
    世の中に対して思っている不満について考えてみよう
    自分が思っていることは
    それを世の中が反映しているのかもしれない

  •  
    ── チョプラ・他/佐藤 志緒・訳《シャドウ・エフェクト 20110125 ヴォイス》
    http://booklog.jp/users/awalibrary/archives/1/4899762704
     
    …… 誰もがシャドウ(心の闇)を持っている。シャドウを否定すると、
    シャドウに人生を奪われる。しかし、その存在を認め、光を当てた瞬間、
    人生を一変させる恩恵と変容がもたらされる。
     
     Chopra, Deepak    19461022 New Delhi /
    ♀Williamson, Marianne 19520708 America /
     Ford, Debbie     19551001 San Diego 20130217 57 /
      
    …… 生活の党、小沢氏除き全員民主入りの方向。衆院解散目前に急転。
     
     車道を行けば歩道ヘ行け、歩道を走れば車道を走れと云われる。
     まるでイソップのコウモリのように、左右から嫌われつづけた。
     これがほんとの“中道路線”シャドウ人生だったのか。
     
    (20141121)
     

  • 自分自身の内面に切り込んできます

    シャドウは偉大なる地図

    指針のひとつとして、大事にしたい

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著者プロフィール

◎医学博士。代替医療のパイオニアであり、心と体の医学、ウェルビーイング分野における世界的第一人者であるとともに、人間の潜在能力分野における世界的に有名な指導者。心と体の健康、量子力学、成功法則などに関する著書は75冊を超え、 22冊がベストセラー。35ヶ国で発行され、発行部数は4000万部を超えている。タイム誌発表の「20世紀の英雄と象徴トップ100」に選ばれ、「代替医療の詩人・予言者」と紹介される。 CNNニュース他メディア出演多数。多くの大学院で講師を務めながら各国の王室、大統領、首相経験者などの政界のリーダーたちや一流企業経営者たちのメンター役を務め、故マイケル・ジャクソン、レディー・ガガ、ミランダ・カー、マイク・マイヤーズ、マドンナ、デミ・ムーア、オリビア・ニュートン=ジョンなど多くのハリウッドセレブたちからの信望が厚いことでも有名。

「2018年 『宇宙のパワーであなたの心と体はよみがえる』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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