噫無情 (後篇) (世界名作名訳シリーズ No.2)

  • はる書房 (2005年6月15日発売)
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Amazon.co.jp ・本 / ISBN・EAN: 9784899840619

作品紹介・あらすじ

本書はフランスの作家ヴィクトル・ユゴーの長編小説『レ・ミゼラブル』(一八六二)の黒岩涙香訳『噫無情』(一九〇六)を、新しく版を起こして再現した新組出版である。

感想・レビュー・書評

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  • 満足。常にテンション高めなうえに、原作にあった休憩ポイント(?パリの下水道事情とか)がカットされていて、息つく暇もなかった。早すぎる分、余韻も少し薄いかもしれない。

  • ちくま文庫で刊行中の全訳を読んでいるが、最終巻の5巻がなかなか出ないので、ストーリーを忘れないために、復習のつもりで読んでみた。結末部分は全訳で読みたかったので、読むつもりはなかったのだが、涙香の語り口のあまりのテンポの良さに、思わず最後まで読み切ってしまった。イッキ読みです。おもしろかった。読みやすい活字を工夫してくれた出版社に感謝。

  • 読み始めたら止まらなくなりました。
    そして完全に徹夜…。
    しかしながら、ああ無情と呟いたときは、人間社会に対してだけでない物を感じました。
    まあ、個人的には終わり方がとても好きです。

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著者プロフィール

1862-1920。翻案小説家、作家、ジャーナリスト。日本近代小説誕生の礎。翻案の代表作に、ボアゴベー原作の『鉄仮面』など。

「2018年 『死美人』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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