噫無情 後篇 (世界名作名訳シリーズ No. 2)

  • はる書房
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  • Amazon.co.jp ・本 (246ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784899840619

作品紹介・あらすじ

本書はフランスの作家ヴィクトル・ユゴーの長編小説『レ・ミゼラブル』(一八六二)の黒岩涙香訳『噫無情』(一九〇六)を、新しく版を起こして再現した新組出版である。

感想・レビュー・書評

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  • 満足。常にテンション高めなうえに、原作にあった休憩ポイント(?パリの下水道事情とか)がカットされていて、息つく暇もなかった。早すぎる分、余韻も少し薄いかもしれない。

  • ちくま文庫で刊行中の全訳を読んでいるが、最終巻の5巻がなかなか出ないので、ストーリーを忘れないために、復習のつもりで読んでみた。結末部分は全訳で読みたかったので、読むつもりはなかったのだが、涙香の語り口のあまりのテンポの良さに、思わず最後まで読み切ってしまった。イッキ読みです。おもしろかった。読みやすい活字を工夫してくれた出版社に感謝。

  • 読み始めたら止まらなくなりました。
    そして完全に徹夜…。
    しかしながら、ああ無情と呟いたときは、人間社会に対してだけでない物を感じました。
    まあ、個人的には終わり方がとても好きです。

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著者プロフィール

1802年-1885年。フランス・ロマン主義を代表する詩人・小説家・戯曲家。10代の若さで詩人として国王ルイ18世に認められるなど、早くから頭角をあらわす。すぐに戯曲や小説を発表するようになり、1831年に『ノートル=ダム・ド・パリ』、1862年にフランス文学界の頂点といわれる『レ・ミゼラブル』を発表して、不動の名声を獲得。政界にも進出したが、激動の時代により亡命生活も経験している。

「2022年 『ノートル=ダム・ド・パリ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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