- Amazon.co.jp ・本 (394ページ)
- / ISBN・EAN: 9784899980001
作品紹介・あらすじ
母親からの虐待を受けつづけたデイブ。フォスターチャイルド(里子)として偏見と差別のなかで成長し、やがて18歳で空軍に入隊する。その後、かつてのヒーローだった父親が哀しい死を遂げ、初めて心を惹かれた女性との結婚生活もまた、苦労の連続だった。それでも、最愛の息子スティーヴンとのあたたかい親子のふれあいを通じて、デイブの心は癒されていく。そしてついに、「なぜぼくを虐待したのか」を問うべく母親と対面。その母に死が近づきつつあることを知ったデイヴは、憎しみと許しの間で苦悩する…。
感想・レビュー・書評
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2001.1
本当にこの本を読んで良かった。人生について本当に考えられたと思う。とてもつらいことがあったとき、のりこえられないことがあったとき、この本のことを思い出したい。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
さよなら鬱
とはできずしばらく引きずった
とはいえ鬱りながらも気になって一気に読み切ってしまったシリーズ
裁判で争っていた事と最後に母へ言った事が印象的だった -
著者は今幸せになれたのかな?
本を読む限り虐待経験とは無関係の苦労も多そうだけど、それも子供時代から脱出できた証拠なのかな? -
結局虐待は何が原因なのかははっきりしなかったけれど、この苦難を乗り越えてきた作者は只者ではないと思いました。何事にも「諦めない」姿勢を自分も学ばなくてはならないなぁと思いました。