逃れの森の魔女

制作 : 金原 瑞人  Donna Jo Napoli  久慈 美貴 
  • 青山出版社 (2000年2月発売)
3.80
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  • 本棚登録 :191
  • レビュー :33
  • Amazon.co.jp ・本 (187ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784899980032

逃れの森の魔女の感想・レビュー・書評

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  • 「ヘンゼルとグレーテル」の物語の魔女を主人公にした物語。
    さらりと読めてしまうのに、設定や人物の考え方などが、すごく真実味がある。

    シンプルなラストも良い。

  • 似鳥鶏の「レジまでの推理」に出てきた本。
    「ヘンゼルとグレーテル」の魔女の方が主人公の話で、彼女がなぜ魔女になり、なぜヘンデルとグレーテルを食べようとしたのかが書かれた、「気持ち悪い感じの絵」の絵本として紹介されていた。
    興味を持ったので、読んでみたいな。

  • 「ヘンゼルとグレーテル」の魔女が魔女になる前からの話。悲劇だった。

  • ヘンゼルとグレーテルに出てくる魔女のお話。
    どうして魔女になったのか…悲しい女の話です。
    悪魔を召喚とかよくわからないのも多かったけど。

    前に読んだ本にこの本のことが出てきたので読んで見ました。

  • 似鳥鶏さんの「レジまでの推理」に登場してて、図書館から借りて読んでみたら、凄かった!「ヘンゼルとグレーテル」の魔女が主役のパロディで、前半部分は正直者はバカを見るんだよね(._.)感覚で読んでいたけれど、後半魔女になり、二人と暮らすようになってからの精神力が素晴らしく、グイグイ引き込まれた(>_<)そして最後には涙が…(T-T)思いがけず良い本に出会えてラッキー♪

  • お菓子の家、ヘンゼルとグレーテルの登場は後半だけど、どうして魔女がそうなったかがわかる。
    知ってるつもりの物語にもこんなサイドストーリーが。

  • ヘンゼルとグレーテルがどんなふうになるのかと楽しみでした
    へ~~と言う感じ
    悲劇です

  • 金原瑞人オフィシャルホームページ内「トーハン通信 第9回」(http://www.kanehara.jp/osusume/tohan/tohan1.htm#anchor9)をきっかけに。

    ヘンゼルとグレーテルのパロディ。もっともパロディというよりも再解釈に近いかも。
    読み始めはどうつながるのか全く分からなかったが、だからこそ、我々の知るヘンゼルとグレーテルの話に近づいた時の魔女の気持ちがより伝わってくる。
    愛情もあって、人を救っていたからこそ、悪魔にとりつかれても森に逃げて。それでお菓子の家を作る点にヘンゼルとグレーテルのある種の抜けを合理的に補完していると思った。サラマンダーだからこそ痛みを感じずに死ねて、そこは救いだとも思った。
    宝石で物語に色合いを付けながらうまく語られていると思った。女性中心で語られ、グレーテルが姉としてふるまうことも思い返せば違和感だが、読んでいる間は気にならなかった。
    再解釈の面白さを感じさせる作品。

  • 童話「ヘンゼルとグレーテル」に登場する魔女を主役とした、悲しいパロディ。
    醜いながらも美しい娘に恵まれ、子供達を救う為に悪魔を掌握する術を身につけた主人公。
    その心は純真であり、神や美を崇める優しい人間であったがとあることから術が失敗してしまい…

    ◆結末は何もかわりませんが、見方は大きく変わります。
    用意された絶望に近づていくラストは胸を焦がされるようですが、それでもなお自らの信念を貫き通す主人公は美しい。

  • そう来たか。

    序盤はどの辺りが『ヘンゼルとグレーテル』なの?
    って思ったけれど、いやはや、その切り口か。

    オリジナルから切り口を変えたという面白味だけでなく、一つの物語して感動を禁じ得ない。
    単純に善と悪を描くだけではなく、あくまで一人の存在として捉える視点がユニーク。
    願わずも魔女となってしまった苦悩や葛藤や絶望、そして最後の最後で照らし出される救い…。

    読み始めた時にはこんなに感動するとは思わなかった。
    著者の他の作品も読んでみたいと思う。

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