少女病

  • 青山出版社
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本棚登録 : 171
レビュー : 21
  • Amazon.co.jp ・本 (125ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784899980933

感想・レビュー・書評

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  • マジで最高。

    自慰が一般的でない時代にゴリゴリにオナニーしまくる既婚のロリコン男が、通勤の中央線で美少女に見惚れてる間に手を滑らして電車から転げて死ぬ話。

    あいつ18.19ならまだしも37になってまだオナニーしてるらしいよって超ディスられる。

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    君たちはぼくが本能万能説を抱いているのをいつも攻撃するけれど、実際、人間は本能がたいせつだよ。
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    分かるよ。妄想も罪じゃない。オナニーだって罪じゃない。ただ、死んじゃダメだぞ!

    まじで最高。

  • 山手線の朝の七時二十分の上り汽車が、代々木の電車停留所の崖下を地響きさせて通るころ、千駄谷の田畝をてくてく歩いていく男がある。この男の通らぬことはいかな日にもないので、雨の日には泥濘のふかい田畝道に古い長靴を引きずっていくし、風の吹く朝には帽子を阿弥陀にかぶって塵埃を避けるようにして通るし、沿道の家々の人は、遠くからその姿を見知って、もうあの人が通ったから、あなたお役所が遅くなりますなとど春眠いぎたなき主人を揺り起こす軍人の細君もあるくらいだ。

  • 田山花袋特有のおじさんが女学生を頭の中でもやもやさせる小説、なのにピュア。さらに写真付き。でも写真の女の子のスカート丈が短すぎるのがちょっと不満かな?膝丈の美しさを知らんのかー!美人女子はいいなぁ、妄想されたい(笑)少女病、こんな哀しい病気はない。

  • ちょっとよかった

    最後がゴシック的でほわってした

  • 青空文庫で。えって言う結末。

  • この女本当にウケる。
    挑発的な顔の角度、蔑んだ目付き、太腿の肉のむっちり加減、いやらしげな含んだ微笑、どこか隠し切れない素人っぽさが逆に、この女を身近に感じさせ共に生活をしているような怖い妄想に駆られる。
    表紙を一目、非婚同盟ちっくだなあと思ったのだが本当に非婚同盟。
    「黙れ、ジストマ菌!」
    唐突なラストに唖然とし、三回も読み返してしまったが、やっぱり唖然。
    「黒い芝生で玉転がしだ!」
    非婚同盟、活きてます。

  • 最後、吹き出しそうになった。

    えwww
    っていう表現がぴったりだと思う。
    この終わり方。

    田山花袋がこんな話を書いていたのは
    知らなかったので、
    それはそれで意外性があって面白かった。

  • いろんな病があるものだ。
    こないだ遊園地再生事業団のリーディングに行ってきたが、立ち見客にとても目をひく女性がいた。華があるっていうか。俄然見た。釘付けだ。
    こんな感じか少女病って...

    100年前の東京が懐かしいような、風景を発見。

  • なんか……この方の作品というのはこと女性関係になると変態チックになる感があるなあ。
    美しい少女とその娘が気になって仕方が無い主人公。
    特にラストがショッキングな作品。一本とられたというか、こんなにアブナイ感情を模写した作家はあんまり居ない気がする。
    「布団」のときもそうだったけど、田山花袋先生は男性の妄想する様子を描くのが巧すぎる。

  • 少女はたしかに美しかったが、スカートが短すぎるのが気になった。教師みたいな感想だ。

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