- Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
- / ISBN・EAN: 9784899980988
感想・レビュー・書評
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こだわりや蘊蓄を知るのは楽しい。ソニア本より文章が読みやすいのもいい感じ。
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短いながらも、人柄がにじみ出ている文章がいい。
私の中では珍しく、飽きずに読了。
良質な物を大切に長く使えるようになりたい、と思わせてくれた。 -
この人の好きなものには「白いもの」がとても多い。白いシャツ、白いハンカチ、白い風呂敷…本文中では色に触れていないが、たぶんトランクスも白だ。
白いものを身の回りにおくのには、その白さを保つためのそれなりの覚悟と集中力がいる。筆者のものへの潔い姿勢を真似るほどの覚悟は持てないけれど、好きなものを長く、大切に使い続けることがどれほど生活を豊かにしてくれるかをこの本は教えてくれる。
思い切って白いシャツを着て、山葡萄の籠を提げて街に出かけて見たくなった。 -
ものを通して人はみえる。素敵な人は素敵なものを持っていて、大事にしている。ということを確信させてくれた本。トゲトゲした気持ちをホッと落ち着かせてくれる。
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モノとの温かい時間を感じることができました。
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二男購入。
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愛用品を100点紹介し、そのひとつひとつについて自身のエピソードを語っている本。
その語りの中で、やはり人との出会いは自分の視野や可能性、夢までもを広げるものなのだなぁと感じた。自分が選んだもの、好きなもの、と思っているものも生きる過程で様々な人から影響を受けてきた結果なのだと思う。そして自分も人に影響を与えているのだろう。
今度名古屋に行ったら花桔梗の寒氷を購入し、愛で、楽しみたい。 -
ああ、人ってこういう生活に憧れるんだろうなあと思った。モノで飽和状態な現代のこの国で、自分の気に入ったモノだけをを丹精込めて使う生活は、どれほど豊かに感じられることだろう。
100あるモノのひとつひとつに物語があって、出会いがあった。わたしは、自分の大切なものを100も選ぶことは到底できない。立場も経済状況も性別も年齢もまったく違うけれど、これから1つずつゆっくりでいいから、著者が慈しみながら語ったような、自分にとっての日々の100を見つけていきたい。 -
本屋で立ち読みして最近はまっている松浦弥太郎の本
エッセーも好きだけれどお気に入りの紹介をしているもののほうが自分は好き