天使の自立 下

  • アカデミー出版
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感想 : 8
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  • Amazon.co.jp ・本 (365ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784900430273

感想・レビュー・書評

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  • 下巻のほうが読みやすかったかな。息子ネタの部分は辛かったな。

  • 一度は地に堕ちながら、その後弁護士として着実に名をあげていったジェニファー。

    そんな彼女を支えてきた弁護士アダム。
    未だに彼女の過ちを恨む判事デシルバ。
    彼女を貶めたマフィアの若頭モレッティ。

    上院議員となったアダムの大統領選出馬。
    それを皮切りに一気に運命の歯車が動きだす一一。

    息もつかせぬラストの展開。
    最後、求めるものを手にするのは…誰だ?

    ***
    マフィアのボスvsアメリカ大統領!スケールが半端ないです。映画にすればいいのにってくらい面白い!
    物語最初の「黄色いカナリヤ、」事件からひとつずつ出来事が積み重なっていって、それぞれの思惑と誤解と信じるものが交錯して…。最後は哀しい結末に。

    さすがアカデミー賞受賞作家。海外の作品はあまり読まなかったけど、これを機会に彼の作品を読んでいこうと思いました。

  • この小説が読みたくて 読んでいるような気がする。
    心がワクワクすることがないことが多い。

    もう一度自分をワクワクさせるようなものを
    心の中に蓄えたい。

    シドニーシェルダン 「天使の自立」は 
    一度読んだ 「天使の怒り」であった。

    ジェニファーパーカー という
    不幸な弁護士の 女性の物語。

    それは 黄色いカナリアから始まる。
    アダムとケンの 出会い。
    自分を支えてくれる人たち。

    一人の女性が生きていくには、
    やはりつらいことが多すぎる。

    ヒトを信じて 弁護することの難しさ。
    成功することと失敗することと。

    法の前で 正義とは どこにあるのか。
    力の差である。

    乗り越えられない矛盾が存在する。
    モレッティという 組織犯罪のテッペンにいる男の魅力。

    約束を守るということが彼をのし上げてきたが
    しかし 信頼するものがない。
    という弱さをいつも持っている。
    信じられるのは 自分だけ。

  • ラストは私の好みではないけど・・・
    でも、このグイグイ読ませる力はすごい。
    活字を追う楽しさを再確認しました。

  • かなりおもりろかった。
    徹夜して読んだ。

  • (メモ:中等部3年のときに読了。)

  • 個人的にはマイケルが好きだ。二人がハッピーエンドになれば良かったのに!物語として、こうならなくては面白くないのかも知れないけれど。

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著者プロフィール

シドニィ・シェルダン(Sidney Sheldon)
1917年2月11日 - 2007年1月30日
アメリカ合衆国イリノイ州シカゴ生まれ。父はドイツ系ユダヤ人、母はロシア系ユダヤ人。1937年からハリウッドで映画に関わった後、大戦中兵役に就く。終戦後、本格的に劇作家・脚本家の道へ。1947年に映画『独身者と女学生』でアカデミー脚本賞を受賞した。
1969年から小説を書き始める。『顔』でデビューし評価を受け、執筆を続けた。主な代表作としてテレビドラマ化された1982年『ゲームの達人』で、日本でも上下計700万部を突破するベストセラーとなった。ほか、映画化・ドラマ化された『真夜中は別の顔』。

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