贈りもの

著者 : ダニエル・スティール 天馬龍行

• アカデミー出版 (2000年2月1日発売)

感想・レビュー・書評

[Anonyさんの感想 · 2023年11月16日]

感想
命の輝き。暗闇の中でこそ明るい。それに気づかない人生はある意味で幸せ。だけど。素晴らしい明るさに気づいてしまう。命の尊さ。

[こむぎさんの感想 · 2011年1月30日]

天使の様に可愛らしい少女を突然に亡くした事から、残された家族の心は離れ離れになり機能していない一家。少女マリーベスは、一夜の過ちから妊娠してしまう。厳しい父親には放り出され、黙認する母親から勘当同然に家を出された１６歳のマリ‐ベス。育てる自信もなく、自分の夢も捨てきれないマリーべスは、生まれてくる子供を手放すことを決意する。妊娠の事実を隠し、レストランで働くようになったマリ‐ベスに心を閉ざし気味なレストランの常連、少年トミ‐が出会い、互いに心惹かれいき．．．展開は大きく変わっていく。命の重さを知るトミーの家族は、とても素敵だという印象を受けた。　

[やぎ＠本読み隊さんの感想 · 2010年12月17日]

何か環境も発想もアメリカ的だなぁという感想。

日本じゃありえない。

5歳の娘の死から、それまで幸せだった家族がどん底に落とされるが、ある少女と出会ったことで、少しずつ立ち直って昔の家族に戻っていく様子を描いたストーリー。
少女もまた、その家族や息子と出会うことで助けられるんだけど、なんだかな。

トミーとマリーベスのその後とか続きがあったらもうちょっとおもしろかったかも。