ヒトのからだ: 生物史的考察

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  • うぶすな書院
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  • Amazon.co.jp ・本 (248ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784900470095

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  • Ⅰ.からだの歴史
      生物の特色
      植物と動物
      からだの中の植物と動物
      植物性器官と動物性器官の関係
    Ⅱ.ヒトの植物性器官の歴史
      吸収系について - 消化-呼吸系の歴史
      循環系について - 血液-脈管系の歴史
      排出系について - 泌尿-生殖系の歴史
    Ⅲ.ヒトの動物性器官の歴史
      受容系について - 感覚系の歴史
      伝達系について - 神経系の歴史
      実施系について - 運動系の歴史
    Ⅳ、ヒトと動物のちがい
    解説
    原型論の歴史とともに 高橋義人
    三木成夫の『ヒトのからだ』に感動したこと 吉本隆礎其角と三木生物学 今泉準一
    からだに内蔵された植物との対話 小板橋喜久代
    三木形態学と「現実学」 吉増克實
    人体の歴史的理解と三木成夫の人間観 後藤仁敏

    初出
    『原色現代科学大事典6-人間』
    「ヒトのからだ-生物史的考察」
    学習研究社
    図版、写真は編集部の責任のもとに一部変更しました。

  • 請求記号 QS4-MIK
    https://opac.iuhw.ac.jp/Otawara/opac/Holding_list/search?rgtn=1M022440
    難しい本です。しかし、私はこの本を読んで科学的考察や洞察力を身に付けました。もし、大学生だから、難しい本に挑戦してみようと思う人は、ぜひチャレンジください。

  • 名著「胎児の世界」(中公新書)を読み解くための教科書。

  • ほんとうに素晴らしい

  • 最後の解説を読んでから、最初から読むと、また違うものが見えるのかもしれません。

    慣れない生物学の分野で、いきなり哲学的な話に、少し面喰いました。解説まで読んで、ようやく背景が見えて、受け止め方も変わりそうです。

    考え方を知るには面白いですが、最初に読む本ではなかったかもしれません。

  • 共同図書 491.1/Mi24

  • 解剖学がとても好きになってきた頃、
    この本と出会いました。

    なんというか、理系のなかの文系でもいったらいいのか、
    お話のなかになにかしらロマンを感じます。

    動物的機能、植物的機能、
    に分ける考えはとても腑に落ちました。

  • 三木先生の本

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著者プロフィール

1925年、香川県丸亀市生まれ。解剖学者。東京芸術大学教授。1987年死去。主な著書に『内臓とこころ』(河出文庫)、『胎児の世界』(中公新書)、『海・呼吸・古代形象』『生命形態学序説』(以上、うぶすな書院)など。

「2013年 『生命とリズム』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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