小説ドラゴンクエスト4 2 (エニックス文庫 42)

著者 :
  • スクウェア・エニックス
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  • Amazon.co.jp ・本 (247ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784900527966

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  • ゲーム「ドラゴンクエストⅣ」を小説化した作品。自然豊かな風景、訪れる村や町や城や迷宮・洞窟の描写が細やかで、目の前にその風景が拡がるようだ。登場人物たちの性格や役職などに応じて地の文でも語彙を使い分ける書きぶりは、セリフがなくとも誰の行動や心情なのかが理解できる。この作品の風景描写の仕方や言葉の使い分け方は、私の作風の核、あるいは基準になっているといっても過言ではない。同作者のドラクエⅤ、ドラクエⅥの小説版にも感嘆の溜息がでる。

    登場人物たちの心の内や、討伐対象となっている魔物たちサイドのエピソードなど、ゲームでは知ることができない部分を読むことができ、「ドラゴンクエスト」作品自体への解像度も爆上がりだった。

  • 初読時は2章贔屓だったが、3章のトルネコさんと仲間たちが可愛いことに気づいた巻。

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著者プロフィール

1959年、岩手県盛岡市生まれ。上智大学在学中に作家デビュー。フィクション、ノンフィクションを問わずさまざまなジャンルの作品を手がけ、ゲームやコミックのノベライズなどもおこなう。おもな著作に「プリンセス・ストーリーズ」シリーズ(角川つばさ文庫)、『丘の家のミッキー』(集英社)など多数。公式サイト「久美蔵」http://kumikura.jp/

「2019年 『プリンセス・ストーリーズ 赤ずきんと狼王』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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