胎児へのまなざし―生命イデオロギーを読み解く (パンセ選書)

  • 阿吽社
4.00
  • (0)
  • (2)
  • (0)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 6
レビュー : 1
  • Amazon.co.jp ・本 (222ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784900590366

作品紹介・あらすじ

いつ、どのようにして"胎児"は"生命"として絶対的、普遍的価値を与えられるに至ったのか。十八世紀の産科医シュトルヒのもとを訪ねた女たちの妊娠経験は、現代に生きる女たちのものとは断絶している。この、女の身体知覚の根本的変転と、胎児といえば生命となった認識の変容を、近代社会の多層性から歴史的に読み解く。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 同筆者による『女の皮膚の下』の歴史学らしい緻密さに比すると、いささかエッセイ風。ただし、胎児という存在のイシューがどのように時代認識の中で変容してきたか、知識として得るところが多い。胎動によって、はじめて「妊娠」として「子ども」の存在が認識されていた世界から、近代医療による女性・生殖・性の医療化への取り込みなど、現代にも通じる問題点とクロスして、とても興味深い。気に入った♪

全1件中 1 - 1件を表示

バーバラ・ドゥーデンの作品

胎児へのまなざし―生命イデオロギーを読み解く (パンセ選書)を本棚に登録しているひと

ツイートする
×