- Amazon.co.jp ・本 (206ページ)
- / ISBN・EAN: 9784900594296
感想・レビュー・書評
-
詳細をみるコメント0件をすべて表示
-
科学者の松井孝典、作曲家の三枝成彰、JR東海会長の葛西敬之氏が、それぞれ自分のこれまでの人生や成し遂げたこと、またいくつかのテーマでディスカッションをしている本である。中身で書かれていることはかなり面白い。それぞれ違う世界で大きなことを成し遂げた人たちなので、その人たちがどういう思考をしているのかは、読んでいて参考になる。しかし本書の題名の「人生に座標軸を持て。自分の価値は自分で決める」というのは本書の総括とはとても思えない。もっと大きなテーマについて語っていて、座標軸の議論はその一部でしょうと言いたい。100歩譲ってこれが主題だとしても、3者3様で「座標軸」の定義が違っている。私は会社員として葛西さんの話していることが一番理解できたが、もしかしたら読者によって誰の人生観が一番理解できるかはかなり違うのかもしれない。題名は忘れて、純粋に読み物としたほうがいいんじゃないでしょうか。
-
メンデルスゾーン
人心収攬術
チャイコフスキー、ショパン
半音と増音程
一打
ビゼー:カルメン
レオンカヴァッロ:道化師
マスカーニ:カヴァレリア・ルスティカーナ
ウェーバー:魔法の射手
連打
ブラームス
ドビュッシー
ひもの長さ -
知人の紹介により、読んでみた。
【要約・まとめ】
生きていく中で、多くの判断・評価をしている。その際の評価軸を自分の中に持つべきである。そうすることによって、自己を調整・コントロールできるようになる。
【抜粋】
「会社に帰属心を強く預けると、人生は自分のものでなくなるから面白くない。会社へ入る場合はあらゆるものと間合いをとるということがすごく大事だと思う。・・・(中略)・・・会社の外に自分の視点、座標軸を置けば、会社はその座標軸の中の座標として評価できる。会社に座標軸を置くと、自分はその中で常に揺れ動く対象になって面白くない。・・・(後略)・・・」(p78)