安寿と厨子王 改訂 (京の絵本)

著者 :
  • 京の絵本刊行委員会
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感想 : 6
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  • Amazon.co.jp ・本 (1ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784900708501

感想・レビュー・書評

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  • かんどうした。

  • 森鴎外の「山椒大夫」として、有名なおはなし。河合隼雄氏なども時々この話を著作に持ちだす様に、この話にはなにか
    お話の原型的なものがあるようだ。中世末期に成立し、江戸初期に最盛期を迎えた説教節といわれる語り物のひとつという経歴からも、それはうかがえる。また、人さらいの話は昔から多くあったようで、謡曲に有名な「隅田川」「桜川」をはじめとしていろいろある。人さらいや拷問というと、子どもの世界とはかけ離れたおそろしい話のように思われる向きもあるかもしれないが、学校の行き帰りなどに、悪い人には気をつけなさい、などと説教をするより、こんな本でも読んであげたほうが、余程、わかりやすく、子どもも気をつけるに違いない。

  • ちいさい頃に聞いたお話を思い出したくて、つい注文してしまったのがこれ。このお話が、つらい。でも美しい。そしてこの本は絵がすごくきれい。他のシリーズも欲しくなっちゃう。次は赤いろうそくと人魚を狙い中。

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