- Amazon.co.jp ・本 (207ページ)
- / ISBN・EAN: 9784900785342
作品紹介・あらすじ
大切なことは、詩と批評とあと何か。描き下ろし短編"poetry,criticism et cetera"STUDIO VOICE連載"土曜日の実験室"を含む初の短編マンガ集。
感想・レビュー・書評
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自分にとって、あと何か、ってなんだろうなぁ
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西島大介の批評集みたいなもの。
短編の漫画も入っている、スクラップブックのような印象。
この人のバックグラウンドを読んでから、漫画を読み返すと知りたい事が増えて楽しいかも。 -
西島大介のエッセイ、批評、短編マンガなどの寄せ集め。西島は「凹村戦争」を「マトリックス」だという哲学好きの兄とバカアクション好きの弟の競作だと言う。放っておくと哲学っぽくなり読みにくくなるのを、アクションでカバーしているんだという。西島はあだ名をつけるのがうまい。この「マトリックス」例えで西島が作品の『哲学』の部分を読んで含めて、自身の作品観がよくわかる。
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ふいんきがよい
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「詩と批評があれば他は何もいらない」と思っていたけど、そうじゃない。
あと「何か」が必要なんだ。
そしてこの本はその「何か」を探しています。読者は見つけられるでしょうか?
私はぼんやり見えてきました。必要なもの、それは〇〇です。
結構コアな内容。西島氏が好きな人には良いかもですが、知らないとチンプンカンプン! -
<p>「ユリイカ」を初めとし、著者が様々な雑誌に掲載してきた漫画やコメントなどを全部いっしょくたにした、「混ぜご飯」的なもの。</p>
<p>一貫性がなく、読む人によっては「カオス」みたいに感じてしまう部分もあるだろうが、「これが西島大介の脳内だ!」みたいに、ある一人の漫画家の姿を克明に記しているという点では、読む価値のあるものだと思った。</p>
<p>読んでの率直に思ったのは、西島大介、カナリのヲ○クだということ(笑)。・・・いや、ここは「ギョーカイ人」と呼ぶべきでしょうが・・・f(^_^;)全然ソッチの世界を知らない方は、ちょっと手を出すのは止めた方がいいのかもしれない・・・(汗。</p>
<p>あと、前半の漫画の中で、私なりにツッコミを入れたいのをいくつか↓</p>
<p><b>「サブカルVSオタク最終戦争」</b></p>
<p>どっちがオタクでどっちがサブカル?(汗←うむ、この質問は、愚問かなぁ;<br>あと、最後の「ゴゴゴゴゴ」ってのは、やっぱ押井守の「天使のたまご」?(笑)</p>
<p><b>「絶対安全西尾維新」</b></p>
<p>エヴァのパロディなのはともかくとして(笑)、ぎゅっとして「じゅーでんかんりょー♡」っていいね、萌えるね(´∀`*</p>
<p><b>「泡色のブギー」</b></p>
<p>「ぼくはもう消費されつくした?」「ぼくはもうオッサンなのかなぁ?」って、著者の率直的な不安なんだと思うけどどうだろう。<br>「笑わないわ♡」ってことを言ってもらいたくて、実際そう言われもしてるんだけど、「ぜったい笑ったって!」って、やはり不安抱えながらしか生きていけないっていう。<br>・・・うぅん、とってもセンチメンタル(▼∀▼)ウボァ</p> -
このタイトルと表紙がお気に入り。
西島大介短編集。 -
読んでみたい。
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世の中どうしようもないことを知っているなら大切なのは何かを考えてみよう。詩と批評とあと何か。サブカルとかオタク文化とか、そんなものに対して希望とか絶望とかを抱けるとしたら読んでみる価値はあるだろう。肯定にせよ、否定にせよ。
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買ったのにまだ読んでません…。
読んだら更新します。