へんてこな贈り物―誤解されやすいあなたに--注意欠陥・多動性障害とのつきあい方

  • インターメディカル
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感想 : 9
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  • Amazon.co.jp ・本 (308ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784900828087

感想・レビュー・書評

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  • 大人のもしかしたら自分はそうかも?かと思う人に渡すのに良いかも。

  • 身の回りにADDの人がいる方にはぜひ読んでもらいたいなと感じました。

  • 古い本を引っ張りだして読み返したけれど、もうこの当時でADHDは議論が尽くされていますね。必要十分。

  • 自分と向き合うために読んでみた。小学生の頃、ADHD(Attention-Deficit / Hyperactivity-Disorder)と診断されてから十数年。既にその兆候はなくなっているだろうと思って家に置いてあった本書を読んでみて驚いた。一つひとつの事例がことごとく自分に当てはまり、今の自分の状況が腑に落ちた。子供の頃から変わらず成長していたんだと言うことを実感。落ち着かず、気分屋でいつも不安感を抱いていて、衝動的で、集中力が続かない、一方で新しいものを追い求め、行動的で創造力が豊かである。少しでも当てはまる点があるのなら、一度読んでみてはいかがでしょうか。学習障害やうつ病、学校教育に関心のある人にもお勧めです!!
    本書を読んで気づいた点は2つ。一点目は、ADHD/ADD族の人たちの成長曲線は上下左右乱高下を繰り返す3次元的なものであるということ。時間経過とともに右肩上がりする2次元表現では収まらず、時間・成長に加え気分の要素が加わった3次元でしか表せない。うまくできている、できていない原因は激しく移り変わる気分にあり、そのために安定した成長ができずに自尊心が挫ける。二点目は、今の自分に必要なのは、「枠組み(準備すること」と「One Touch作業」であること。スケジュール管理や事前作業をきちんとこなす習慣をつけることで同時作業を可能にし、手を付けた時点で作業をして未完状態をつくらないことで溜めこまない。意識して自分を導いてやらないと、ADDによる悪循環からは抜け出せないのだと感じた。

  • 自分に当てはまらないので、途中で読むのをやめてしまったけど、
    とてもわかりやすくて内容も豊富で、大人のADDの人たちにはおすすめかなと思ったよ。
    診断基準の説明文も、他の本よりわかりやすくて詳しかったし。

    ADDやADHDの本は、興味そそられるものがたくさんあって、つい手にとって読むんだけど、私に当てはまる部分が少なくて、参考にできるところも少なくて、残念に思いながら途中でやめるかひろい読みになる。

  • 大人のADD/ADHD入門書…と言ってもいいのではないでしょうか。読みやすくてオススメです。

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著者プロフィール

精神科医。
ハーバード・カレッジとテューレーン医学大学院を卒業、ハーバード医学大学院で21年にわたって教員を務める。ジョン・J.・レイティとの共著書、『へんてこな贈り物―誤解されやすいあなたに―注意欠陥・多動性障害とのつきあい方』(Driven to Distraction)により、ADHDへの理解を革新的に広める火付け役となる。「ハロウェル・センター」をボストン・メトロウェスト、ニューヨークシティ、サンフランシスコ、シアトル、パロアルトに設立。

「2023年 『ADHD2.0 特性をパワーに変える科学的な方法』 で使われていた紹介文から引用しています。」

エドワード・M・ハロウェルの作品

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