- Amazon.co.jp ・本 (291ページ)
- / ISBN・EAN: 9784900845800
作品紹介・あらすじ
4歳のころから母親の執拗な虐待を受けつづけたデイヴだったが、12歳のときに警察に保護され、フォスター・チャイルド(里子)として18歳までホームで生活することになる。しかし、ホームを転々としながら偏見や差別にさらされ、虐待の記憶に苦しみ、母親の影におびえる日がつづく。ある時は友達に裏切られ、放火犯の汚名を着せられ施設に送られてしまう。また母親は、それを口実に精神病院に送ろうと画策する。そんな境遇のなかでも、フォスター・ペアレンツ(里親)や友達と出会い、そして別れ、やがてひとりの人間として、新たに旅立っていく。
感想・レビュー・書評
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この本んは母親からずっと虐待をうけていた子供の話です。
前に1度読んだんですがあまりにひどくて最後まで読めませんでした。
今回は最後まで読んでいろいろ疑問に思いました。
特に最後の方に「母が抱いていた秘密を知って、自分のいきるている
人生がいっそう大事なものに思えてきた。」と書かれていたが、
秘密って何だろう?って思いました。
もし時間があるのならぜひ読んでほしい本だと私は思います。
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里子、という制度は知っていたけど、実際の経験者の話を読んだのは初めてだった。
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〜少年期〜
「"It"と呼ばれた子」に続くデイヴの少年期を描いた本。
アメリカで実際に起こった幼児虐待の被害者デイヴが、母親の元を離れフォスターハウスで暮らす中、決して消すことのできない過去に戸惑いながら道に迷いながら、里親たちの愛情に触れ成長していく姿が記録されています。
過去、偏見、家族、友情、将来・・・色々な問題を抱えながらも、一歩ずつ自分の道を切り開いていくデイヴがいました。 -
幼年期同様。
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里親が次々と変わるのは厭だなー。いろいろ、大変なんだね。