世界の名詩を読みかえす

著者 :
  • いそっぷ社
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本棚登録 : 85
感想 : 13
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  • Amazon.co.jp ・本 (111ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784900963191

感想・レビュー・書評

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  • 素晴らしい陶酔の時を与えてくれる本。挿絵もいい。詩人の飯吉光夫さんが、ヘッセ、リルケ、ゲーテ、ハイネ、ケストナー、ボードレール、ランボー、カフカ、ブレヒト、グラス、ホイットマンの4,5編の詩を選び、自分で柔らかな親しみやすい訳をつけている。あの人はなぜ入っていないとか、えっ、カフカ?ブレヒト?という感想を持つが、まあ、それもよし。カフカの短編集を読んだことがあるが、確かに奇想に溢れた詩的なものだったよ。解説は簡潔だが、詩を味わう助けになる。

    • goya626さん
      りまのさん
      お役に立てて本当に嬉しいです。
      りまのさん
      お役に立てて本当に嬉しいです。
      2022/10/08
    • koshoujiさん
      えー、ブクログ様から「youtubeへの直リンクを張ったコメントを削除せよ!!」との警告メールが届いたので、その部分を削除して、あらためて書...
      えー、ブクログ様から「youtubeへの直リンクを張ったコメントを削除せよ!!」との警告メールが届いたので、その部分を削除して、あらためて書き直しました。ご容赦ください。
      ブクログの現在の担当者は、私がこの10年間どれほどブクログの普及に貢献してきたか知らないらしいです(笑)。
      makopapa77で検索すれば、私の真の姿が半分ほど分かりますが。

      初めまして。koshoujiと申します。
      亀レスになりますが、私のレビューに対して“いいね”ありがとうございました。
      フォローもさせて頂きました。
      私は数年前、ひたすらブクログにレビューを書き続ける毎日を送り、300本ほどレビューを書いたのですが、仕事が忙しくなり、最近は殆ど本も読めず、レビューも書いていません。そのうち、また面白いレビューを書くつもりですので、今後ともよろしくお願いいたします。
      2022/10/13
    • goya626さん
      koshoujiさん,koshoujiさん
      秋も更けてまいりましたね。読書に耽る時期かもしれないですね。
      koshoujiさん,koshoujiさん
      秋も更けてまいりましたね。読書に耽る時期かもしれないですね。
      2022/10/14
  • 世界の名詩を読みかえす 飯吉光夫(訳・編集)葉祥明・唐仁原教久・東逸子・田渕俊夫(絵) | Junyo in  the Nindo
    https://nindo.junyo-snow.com/2021/01/09/seka/

    詩の本、詩人の本 - 世界の名詩を読みかえす - いそっぷ社
    https://www.isopsha.com/b12.html

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    goya626さん本棚から

  • 原文で読めたら、また違ってくるのだろうな。

  • 旅行先の宿においてあった一冊。旅行に来たときぐらいしか詩集なんて手に取らない。海外のうたを日本語で読んでるのではたしてどこまでその情緒的な要素を楽しめているのかはわからない…が、解説は丁寧でとてもわかりやすい。何より、一つ一つに添えられた美しく、優しい絵の数々。惚れ込んでしまった。

  • 己の学のなさのせいで、読みかえすというか、初めて読むといった形になりました。
    詩人になろう。

  • この本をなぜ購入したかと言うと、第一に表紙の絵が魅力的だったからです。第二に、いろんな詩人の作品が程よく収まっている、この2点により私は購入に駆り立てられたのです。

    お気に入りはリルケの「秋」です。

    ゲーテの「幸福は意外のすぐそばにある」これは名句です。

  • 詩に合った挿絵がとても綺麗です。
    有名な作品が多いとのことでしたが、う〜ん、全くもって知らないかも。
    宮沢賢治さんの作品は何度か読んだことはありましたが、海外のものは全く縁がなかったので、新たな発見ができて良かったと思います。
    例えば、日本人にはない情熱的な書き出し、感情の豊かさは挿絵を入れることにより、さらに豊かになっているように思いました。
    特に気に入ったのがハイネの「愛しあったふたりが別れるときは」です。
    誰もが(!?)経験するかもしれない男女の別れを、ありのままに、かつ、短い詩であそこまで淡々とまとめている文章にはビックリしました。
    「それは 後になって やってきた」
    経験者ならうなずく事が出来るでしょう。

  • ハイネ・あばずれ、を読むと毎回涙が出る。
    ハイネのあばずれだけで私には充分★5つの価値あり

  • 斜め読み
    リルケとハイネが好きだった
    リルケのキスの味っていう詩がよかった

  • ヘッセ、リルケ、ゲーテ、ハイネ、ケストナー、ボードレール、ランボー、カフカ、ブレヒト、グラス、ホイットマン、の代表作それぞれ3点程度を集めたもの。和訳は著者による新訳。

    全体的に人間関係に関する詩が多い。琴線に触れるものもあれば、そうでないものもあり、自分の感度が低いのか、詩というものがその程度のものなのか、よくわからない。構成としては、原著出典が書かれていると良かったと思う。挿絵が工夫されていて良い。

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著者プロフィール

1935年旧満州奉天生まれ。59年東京大学独文科卒。62年同大学院修士課程修了。73~74年ベルリン・パリに滞在。首都大学東京名誉教授。パウル・ツェランをはじめとしたドイツ文学を積極的に紹介。

「2015年 『廃墟のドイツ1947』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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