名文を読みかえす―夏目漱石からプロジェクトXまで

著者 :
  • いそっぷ社
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本棚登録 : 37
感想 : 7
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  • Amazon.co.jp ・本 (207ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784900963511

作品紹介・あらすじ

川本三郎に「文尾のセオリー」を、川上弘美に「文章のリズム」を、三谷幸喜に「笑える文章の書き方」を。50の名文に学ぶ、新しい時代の"文章読本"。

感想・レビュー・書評

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  • 文章を書くときに 何かのきっかけが欲しい
    作家の文章の書き方・作り方など、本来持っている特色・意図的に構成したものなど、名文 と呼ばれる文章に解説がついているので勉強になる
    名文に触れることは 心地よい

  • 女子栄養大学図書館OPAC▼ https://opac.eiyo.ac.jp/detail?bbid=2000008337

  • 書く段階の参考にと借りてみたが、読んでいくうちに未読の作家の文章が自分に合うか合わないか事前に体験するために読み進めた。

  • 「名文を読んで、文章の書き方を学ぼう」

    所蔵情報
    https://keiai-media.opac.jp/opac/Holding_list/search?rgtn=078386

  • 151205 中央図書館
    川上弘美の、意味のなさげだけどリズムが細やかで息づくようなエッセーがいいですね。ファンが多いんだろうな。

  • 読書録「名文を読みかえす」3

    著者 馬場啓一
    出版 いそっぷ社

    P41より引用
    “文章術の鉄則は確かにある。
    だが、真逆のことをやって名文が生まれるの
    も文章の世界だ。”

    目次から抜粋引用
    “山下清に、いい文章とは何かを学ぶ
     三谷幸喜に、笑える文章の書き方を学ぶ
     伊丹十三に、喋るように書く方法を学ぶ
     隆慶一郎に、()の使い方を学ぶ
     小林秀雄に、名文の何たるかを学ぶ”

     CMディレクターを経て文筆家となった著者
    による、日本の作家の名文を元に良い文章を
    書く方法を記した一冊。
     山下清から小林秀雄まで、硬軟取り混ぜた
    文章をお手本として紹介されています。

     上記の引用は、幸田露伴の孫、青木玉の長
    い文章の使い方を紹介した項での、ポイント
    をまとめた一文。著者は、普段は短い文章で
    書くようにと教えておられるそうです。
    しかし、長い文章には長い文章でしか表現で
    きない事もあるようなので、要は使い所なの
    かもしれません。
     何かを上手くなりたいのであれば、今現在
    うまい人の真似を出来るようになるのが、上
    達するための方法だと思います。
    真似しようとしても真似できないところから、
    その人の個性が出来上がるというのは、養老
    氏の著作で読んだような気がします。

    ーーーーー

  • 文章力をつけるためにどうしたらよいかと悩んでいる時に 出逢った一冊。先人の名文を読むなかに 書くことの技術を読みとることが可能だとわかり やってみようとやる気がわいてくる。様々なジャンルの 作家や名作と出逢うチャンスもある。この1冊でやる気倍増!!
    中村学園大学 教員 山田 朋子

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著者プロフィール

1948年、福岡県生まれ。早稲田大学法学部卒業。CMディレクターを経て文筆の道へ。ミステリ、ジャズ、映画、酒、ファッションと幅広いジャンルのエッセイを手がけるほか、小説も執筆。流通経済大学教授として「現代文章論」を長年教えた経験をもとにした『名文を読みかえすー夏目漱石からプロジェクトXまで』(いそっぷ社)の他に、『白洲次郎の生き方』(講談社文庫)『定年ダンディーの作り方』(鹿砦社)などの著書がある。

「2021年 『池波正太郎が通った〔店〕増補改訂版』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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